お知らせ


2021年11月9日火曜日

2021・11・09〈新入荷〉明治時代の華やかな器6種(※大聖寺焼,5客組有り)

 こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
5客組」「なます皿-色絵」「茶碗、椀-印判などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、繊密な絵付けで人気の高い大聖寺焼きからご紹介して参ります。



色絵西洋家紋に鶴と宝文5,5寸皿
5客組 税込37,400円
バラ売り1客 税込7,480円
(明治前期・大聖寺焼)
径約17cm・高さ約3,5cm
※バラ売り在庫数3客
※完売しました。


華やかな色使い、丁寧な絵付けが施された大聖寺焼が入荷しました。


見込みには西洋家紋図。
ヨーロッパの輸出先の家紋を写したのかもしれませんね。
日本の家紋と比較されますが、西洋の紋章の方がより細かな約束事が多いそうです。


文様の間を赤色で濃み埋めした縁文様。
店内でも目を惹く、細やかな手仕事です。


二方ずつに蓑笠、木葉の宝文と宝珠が配します。
よく見ると、木葉や宝珠の色付けが異なり変化をつけています。


四方に描かれた鶴も薄いピンクに染まった子と、


羽をびっしりと描かれ、金色に輝き美しい舞い姿を見せてくれる子と二種います。


口縁には藍の発色しっかりと
四方襷文様がめぐり、
間に置かれた窓絵には愛らしい花が輝きます。


縁は少し丸みを帯びながら立ち上がり、
口縁部には金彩施されます。


高台は珍しい造りのベタ底。
ベタ底部分には施釉無しです。


側面にも器面いっぱい、伸びやかな筆致で
鶴と宝文様が描かれます。









5客組は嬉しい無傷で揃っています。
大聖寺焼とは言え、圧巻な描き込みは古伊万里に劣らない美しさです。


5客組の他、バラ売りのお品もご用意しております。
程良い深さの器形が1客でも使い勝手良く、食卓を華やかに演出してくれます。



色絵三方菊図なます皿
1客 税込3,630円
(明治前期)
径約15cm・高さ約5cm
※完売しました。


気温が低くなってきましたので、
年末に向けてお探しの方も多くなってきた色絵なます皿。


縁文様、三方の窓絵に描かれたのは丸々とした姿愛らしい菊図。
傍らにはその可憐さに惹かれて蝶が寄ってきています。


窓絵の脇を固める羊歯唐草と青海波文。
丁寧な描き込みで、目に愉しく映ります。


配色変わり、深い藍色を背に丸窓に納まる花図。
七宝文を加えて洒落たデザインです。


見込みはデフォルメされた定番の牡丹花。


縁はしっかりと立ち上がり、
口縁部は緩やかな輪花を描きます。


側面は赤絵施された宝尽くし文様が穏やかな印象で描かれています。


金彩輝く、華やかななます皿です。
今なら揃えてのお求めも可能です。



小さなサイズ感愛らしい化粧重を続けてご紹介します。


染付梅図化粧重
1客 税込9,350円
(明治前期)
全体径約6cm・高さ約8cm
※蓋にトリアシ有り
※完売しました。


手の平サイズが心擽られます。
上・中段 径約6cm・高さ約2cm
下段 径約6cm・高さ約4cm
一番下の段のみ深さ持たせた造りです。


側面をぐるりと一周しました。
手のひらサイズのお重ですが、筆致に迫力があり見ごたえのある絵付けが魅力的。


上から見ても満開の梅。
繊細な線描きで梅の花を縁取り、白い顔料でぷっくりと膨らみを表現しています。


側面の梅花。
赤い点が散らされるのも梅らしく可愛らしいアクセントです。


流れるようなラインが目を惹く梅の幹は、
染付の濃淡を用い堂々とした存在感を感じさせます。


2段目と3段目には赤絵の銘有り。


所々にカマキズ(へこみ)が有りますが、どれも釉薬がかかっております。


蓋の内側にトリアシがあるため、お値段反映しております。
貫通はしておりませんので、ご使用に問題ございません。



色絵花図化粧重
1客 税込9,350円
(明治前期)
全体径約7cm・高さ約8cm
※完売しました。


上・中段 径約7cm・高さ約2cm
下段 径約7cm・高さ約3,5cm
一番下の段のみ深さ持たせた造りです。
上・中段内に銘がございます。


愛らしい花が散りばめられた女性らしい印象の化粧重です。


白く残された窓絵には青や薄紫の花があしらわれます。
1段目と2段は花が半分顔を出しているようなデザイン。


窓絵の間は赤絵で埋められ、白抜きの花が描かれます。
金彩が点々と施され華やかさを添えます。


蓋の上部は丸文が重なったような配置。
幾何学的にデザインされた花柄がどこかキッチュな雰囲気も感じます。


指輪やピアスなどのアクセサリー入れとして使ったり、
金平糖などの小さなお菓子をいれても素敵です。



紙刷世界地図図飯茶碗
(明治前期)
径約12cm・高さ約7cm
※在庫数2客
※完売しました。


お茶碗では珍しい世界地図の柄が入荷しました。


紙刷印判の波と濃みを用い海を表現しています。
こちらは北アメリカと南アメリカ。


こちらはアジア、ヨーロッパ、アフリカ大陸を表しているようです。


半分は波柄の上に地球儀のような球体が2つ並び、
もう半分は白地に文字が並びます。


大陸の場所を示しているのでしょうか。
読み解くのも愉しそうですね。


口縁部には菊の花と、水面のような文様が連なります。


高台周りは蓮弁文がぐるりと飾り付けます。


高台に銘有り。


藍と白が半々のモダンな意匠が目を惹きます。
食器としては勿論、観賞用としても愉しめる器です。



銅判兎図蓋茶碗
1客 税込1,980円
(明治後期~大正)
径約11,5cm・高さ約9cm
※完売しました。


一見洋風な唐草文様にも見える上品な印象の蓋茶碗です。


唐草文様の中心には兎があしらわれ、
まるまるとした柘榴の実のように見える面白いデザインです。


銅版転写による繊細な線描きと、面にも濃淡をつけ立体感を表現しています。


兎の間には藤の花でしょうか。
左右対称で紋章のような美しいデザインです。


下方に腰が張り、上に向かって端反りになっている少し変わった器形です。
通常のお茶碗よりも少し大きめです。


身と蓋の高台は両方とも2重に高台があるような形状で、
蓋の方にはさらっとした手描きの文様が走ります。


他にも兎図種類豊富にご用意しております。
姿や表情などそれぞれに異なりますので、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は11月12日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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午前中すごい雨でしたが、西公園の植物にとっては恵の雨だったようです。
水滴が綺麗でした。

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