お知らせ


2021年8月17日火曜日

2021・8・17〈新入荷〉江戸幕末の染付3種、江戸中期・明治前期の色絵3種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。

まずは8月11日~15日のSALEにご来店されたお客様に
厚く御礼申し上げます。
ご常連のお客様にも久しぶりにお会いできて嬉しい1週間となりました。
遠方よりお問い合わせ下さったお客様も誠に有難うございました。
今後もまた、SALEを実施いたしますので、楽しみにしてくださいね。


SALE後も、吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

隔日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
長角皿、変型皿」「中皿(6寸~8寸皿)ー染付」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、江戸幕末の染付と
江戸中期・明治前期の色絵をご紹介します。


色絵若松と鶴図角向付
(江戸中期)
1客 税込9,350円
約8cm・約8cm・高さ約6cm
※完売しました


雨垂れ文が目を惹く角向付が入荷しました!


なだらかな四角形の側面には
色絵ながら落ち着いた余白多めの絵付けが施されました。


よく見ると松竹梅が集結しております。



黒い線の多さなのか、松の緑色の方が竹の色よりも濃く見えます。
松の渋みと竹の軽やかさが表れているように感じます。


扇型の中は萩でしょうか。丸々とした葉が可愛らしいですね。
窓絵の反対側で大きく羽根を広げるのは鶴です。


見込みにも鶴が。側面の鶴と見比べると、
見込みの方は足や翼が下がっています。
縁の雨垂れ文から雨に濡れる鶴の様子を描いたのでしょうか。



縁の雨垂れ文は、集中線のように中へ視線を誘います。
しっとりとした呉須調が全体の雰囲気をキリリと締めます。


高台は白無地ですっきりと。


色絵とも染付とも相性良くまとまります。
納豆やアイス、麺つゆに如何でしょう。



色絵獅子牡丹図飯茶碗
1客 税込3,630円
径約11cm・高さ約8cm
※無傷在庫数3客
※完売しました。


片身変わりの獅子牡丹図が三方に並ぶ絵付けです。


左側は、七宝と同じくらい丸々とした獅子図。
金彩の線で毛並みまで細かく描きます。


右側は、丁寧に赤く埋められた牡丹図。
白抜きの花が獅子に負けない程の存在感を放ちます。


獅子牡丹図の間には、雲を割って出たような七宝文。
獅子図の七宝文は金彩の輪郭線ですが、こちらは赤い線を使っています。
色の使い分けが上手く、藍・赤・白のコントラストが美しく映えますね。


口縁部は四方襷文、見込みは環状松竹梅です。
安心感ある定番の組み合わせ。


ぽってりとした器形。
ふくよかな獅子と大きく花開いた牡丹と合っていますね。


高台周りは櫛目文。きっちりと描かれています。


似た雰囲気の7寸皿、なます皿と合わせてみました。
秋冬に欲しくなる色合いです。



染付三方に鮎図7寸皿
(江戸幕末)
1客 税込4,180円
径約21cm・高さ約3cm
※完売しました。


見込みに水草を置く思い切った構図に驚かされます。
ふわふわとしているのは、藻がついているのでしょうか。


上部の丸は空気でしょうか。晴れの日には水草が光合成をするので
店先のメダカの水槽でもこのような光景を見ることがあります。


周りにも見込みと同様の水草が生えました。


間を泳ぐのは鮎です。優しそうな顔をしていて
見ているこちらもほっこりしてしまいますね。


アユと読む漢字に「銀口魚」というのがあり
由来は泳いでいると口が銀色に光ることだそう。
こちらの鮎も泳いでいるため、口の辺りが白いのかもしれませんね。


高台内に4カ所目跡が確認できます。


何かと便利な染付の小皿と合わせてみました。
まだまだ余る素麺と薬味等に。



染付富士に鶴図7寸皿
(江戸幕末)
1客 税込3,180円
径約20,5cm・高さ約3cm


扇型の窓絵が二つ重なり、手前には鶴が飛んでいます。
白いはずの胴体が真っ黒になり、逆に足などは薄く描かれています。


真っ白なはずの雲も真っ黒です。

古語では「影」は「光」を意味することが多く
明るければ明るいほど影は濃くなりますので
こちらの鶴や雲の黒さは、それらが真っ白であるからこそなのかもしれません。


後ろの扇には富士図。こちらは山頂が白くなっています。
白い雪であれば黒くなりそうですが
黒の雲と色のバランスを取ったのでしょうか。


窓絵の周りは涼し気な氷裂文で埋められました。
縁は鉄釉を施します。


高台内に4カ所目跡が確認できます。


7寸皿はおつまみを数種まとめて盛るのにも便利です。
ワンプレート料理にも活用出来、朝から夜まで大活躍の大きさです。


染付花と唐草文長皿
(江戸幕末)
1客 税込8,250円
約11,5cm・約20,5cm・高さ約3,5cm
※在庫数1客
※完売しました。


焼き鳥、肉巻き、餃子、オードブルなど用途が幅広く、あると便利な長皿。
どんな食卓にも合いそうな1客が入荷しました。


花と唐草文は、あまりの細さに消えてしまいそうな線と
水彩画のように広がる塗りつぶしが用いられ、儚くも大胆に広がります。


見込みは環状松竹梅。周りの花と唐草文同様の筆致で描かれ
定番柄ですが他とは異なる独特の雰囲気が出ています。


高台内に「富貴長春」と有り。


在庫数は1客のみ。他にも1客のみの長皿がございます。
深さが有るので、汁多めの料理にも使いやすいですよ。



色絵杜若図菱形皿
(明治前期)
1客 税込1,980円
約16,5cm・約18,5cm・高さ約3cm


菱形の中に円形の凹みを作り、円を杜若が囲みます。
洋風の造りですが、杜若が和を感じさせる上品な器です。


同じ形の杜若が対角に配置されました。
視線を中央へ向かわせる葉の位置が巧妙です。


複雑な花弁の造形も精巧に写しました。


菱形の角は柔らかく入隅になっており、珍しい形です。
縁取りをする金彩の線の繊細さに思わずため息が出ます。


高台内に銘有り。


少色スレ有り税込1,650円もございます。
枚数多く入荷しましたので、5客組でのご購入も可能です。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は8月20日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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アカウント名 @pukupuku.online
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お店の様子を日々更新しております。
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