お知らせ


2021年6月15日火曜日

2021・6・15〈新入荷〉江戸後期~大正の染付9種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


4月25日(日)より緊急事態宣言が発出されましたが、
吉祥寺PukuPukuは二店舗共に通常営業(11:30~19:30)しております。
オンラインショップもございますので、是非この機会にご利用くださいませ。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです

器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

隔週金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
染付」「江戸中期」「小皿~5寸皿」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、江戸後期から大正時代の
染付の器を大きさ様々ご紹介いたします。


染付氷裂に梅図向付
(江戸後期)
5客組 税込30,800円
※1客少甘手有り
径約11cm・高さ約7cm


野菜スティックやお粥などにも使える大ぶりの向付です。


氷裂に梅の組み合わせは、春の訪れを表す文様。
冬の長い休みを経て草木や動物が活動を始める、その一歩目です。


梅の花を中心にして蕾が周りを囲むように配されます。
ダミ埋めの氷裂に白い梅が映えます。


口縁部は内外ともに雪輪文様で囲みます。

春立てば花やと見らむ白雪のかかれる枝に鶯の鳴く
という古今集に収録されている素性法師の歌にあるように
昔から梅の花と雪は似ていると言われます。
それを狙っての絵付けでしょうか。


見込みはちょこんと梅の花が咲きます。


高台内に「延喜年製」とあり。








少甘手有り


向付は大きさ違いで並べても可愛らしいですよ。


染付菊に蝙蝠図7寸皿
(江戸中期)
1客 税込19,800円
径約21cm・高さ約3cm
※入荷数2客


こちらの不思議な形をしたものは木でしょうか。
菊を結びつけるように、または仕切りになるように描かれます。


菊の茎や葉も妙な形をしています。
花の薄い染付が可憐ですね。


草の生い茂る上を飛ぶのは二匹の蝙蝠。
周りの余白が絶妙です。


見込みには何も描かれておらず
珍しい絵付けです。


高台内に数ヵ所目跡が確認できます。


凹み有り。

カマキズ、凹み有り。


5月28日のブログでご紹介した小皿と並べてみました。
自由に羽ばたく蝙蝠に癒されます。


染付松に鷹図9,5寸鉢
(江戸幕末)
1客 税込15,400円
径約29cm・高さ約10,5cm
※完売しました。


勇猛な鷹に圧倒される大鉢が入りました。


羽根の濃淡や足の細かな線にまで手を抜かず
厳しい野生を生き抜くかっこいい姿を描きます。


鷹は好機を掴む意味が、松は子孫繁栄の意味があります。


岩や波も写実的で立体感が有り
鷹を引き立てる役割を果たします。


外側は、内側と打って変わって静かな山水図。


段差のある、少し変わった高台の形をしています。


飾るだけでも素敵な9寸鉢。
アンティークものは洋室にも馴染みますよ。


染付梅と馬図9寸鉢
(江戸幕末)
1客 税込13,200円
径約27,5cm・高さ約10,5cm


ぐるっと曲がって一周する梅の枝。
まるで本物が入っているかのような丁寧な描き込みです。


上から見ると梅の花の形に白い部分が作られ
梅尽くしの絵付けです。


梅花は紗綾型で切り取られています。



裏側は馬が座ったり立ったり。
こちらは「桜」でした。


大鉢はワインクーラーとしてもご使用いただけます。
梅酒と炭酸水を冷やすのにいかがでしょう。


染付波千鳥図小皿
(明治前期)
1客 税込2,420円
径約9,5cm・高さ約2cm


大雑把さがたまらない波千鳥です。
波からはざぶんざぶんと聞こえてくるような感じがします。


裏側もざぶんざぶんと波が立ちます。


絵付けの個体差が大きい小皿です。
どれも印判には無いあっけらかんとした魅力がありますよ。
オンラインショップに掲載しております。



染付紅葉と桜図小皿
(明治前期)
1客 税込1,430円
径約10cm・高さ約2,5cm
※オンラインショップ掲載商品
※完売しました


爽やかに桜と紅葉が散る文様。
オールシーズン使える優れものです。


裏側もさらりとした絵付け。
高台内に角福の銘有り。


涼やかで上品な雰囲気の小皿。
こちらもオンラインショップにございます。



染付若松に鹿図小皿
(明治前期)
1客 税込1,430円
径約11cm・高さ約2,5cm
※完売しました


遠くの若松を眺めるように
静かに佇む鹿の姿。


周りはただのダミ埋めではなく
墨弾きや濃さの違う藍色を用いて細かく文様を付けています。


裏側は花が散ります。


奈良公園を彷彿とさせる鹿の座り姿。
奈良漬を盛りたいですね。



陰刻染付鹿紅葉図小皿
(明治前期)
1客 税込1,100円
径約10cm・高さ約2cm
※完売しました


鹿部分だけ陰刻になっています。


鹿の周りに紅葉が飛び、取り合わせの良い組み合わせ。


表面下部と裏側はエアブラシのような絵付けです。


手作業なので、陰刻の場所が微妙に違っています。
違いを見比べるのも愉しいですね。



染付菖蒲図隅切角小皿
(明治後期~大正)
1客 税込1,980円
約8cm×約8cm・高さ約2cm


菖蒲中心に波紋のように
円が大きくなっていきます。


裏側は白無地ですっきりと。


手のひらサイズの小皿です。
箸置きにもなりますよ。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は6月18日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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