お知らせ


2021年5月25日火曜日

2021・5・25〈新入荷〉明治期の印判8種、京焼、織部焼等

こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


4月25日(日)より緊急事態宣言が発出されましたが、
吉祥寺PukuPukuは二店舗共に通常営業(11:30~19:30)しております。
オンラインショップもございますので、是非この機会にご利用くださいませ。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです

器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

毎週金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
印判」「小皿」「明治、大正、昭和戦前」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、明治期の印判を中心に
盛りだくさんご紹介いたします。


銅判花散らし図のぞき
(明治後期~大正)
5客組 税込9,900円
径約5cm・高さ約6cm


少し大きめののぞきです。


側面全体に菊が散らばり、間を唐草文が埋めます。
銅版転写の細かな文様が可愛らしい。


側面以外の見込みや高台は
余白を取りバランスの良い絵付けです。

カマキズがございます。



④カマキズ有り




手仕事ならではの判ズレも愉しいのぞきが5客組での入荷です。
お酒や野菜スティックのソース入れなどにご活用ください。


紙刷蒸気船図7.5寸皿
(明治前期)
1客 税込8,250円(※直し、ニュウ、ケムリ有り)
径約23.5cm・高さ約4cm


細かな文様でも時間を取らず描ける型紙摺りと
広範囲を一気に描ける染付との合わせ技です。


中央左上の蒸気船には日本国旗が立てられます。
煙を吐く姿が文明開化の勢いを表すようです。


海の近くのお城でしょうか。
石垣でしっかりと固められた城のそばには松が立ちます。


縁には牡丹と唐草が勢いよく描かれ
独特の雰囲気を作ります。


裏側は雲龍図。
こちらも力強い筆遣いです。


小ホツ直し、ニュウ、ケムリがございますので
お値段に反映しております。


武士の社会であった江戸時代が終わり
一気に文明開化が起こった、明治期を感じられる一枚です。


紙刷軍人(熊本城)図小皿
(明治前期)
1客 税込2,750円
径約11cm・高さ約2cm
※完売しました


中央はただの円ではなく、稜花になっており
細かな気遣いが見られます。


背景にそびえる熊本城。
よく見ると天守閣にしゃちほこが乗っています。


朝日旗を持つ人物と馬に乗り刀を振り上げる人物。
その周りには砂埃が勢いよく舞い上がります。


奥の方には鉄砲を撃ったような様子がみられます。
洋装であることも鑑みると
西南戦争を描いたのかもしれません。


騒乱の外側は唐子、鳥、菊と平和な文様で囲みます。


唐子も鳥も同じパターンではなく少しずつ違いを付け
間違い探しのような文様です。


唐子と鳥の間には花が咲き
青を多くすることで画面にメリハリをつけます。


裏側には文字が書かれています。


姉妹店でも人気の薄めの形。
アクセサリー置きとしても使えます。


銅判富士と千鳥図4.5寸皿
(明治後期~大正)
1客 税込2,750円
径約14cm・高さ約2.5cm
※完売しました。


目を惹く富士の山。
濃淡を使い写実的に写し取られます。


波の上を羽ばたく千鳥の中身は青海波。
波にちなんだ文様です。


千鳥は一見ポップに見えますが
動く鳥の身体を再現しています。


波はかなりデフォルメされており
富士から波にかけて抽象度が上がる形です。


裏は銅判で輪線を引き、すっきりと仕上げます。


無傷は3客のみの入荷です。
気になる方はお早めにお問い合わせ下さい。


銅判蕪と大根図小皿
(明治後期~大正)
1客 税込880円
径約12.5cm・高さ約2.5cm
※完売しました。


蕪と大根が向き合い、対決をしているような見た目です。


もこもことした葉が立派に伸びます。
蕪の葉の広がり方に注目です。


不思議とストーリー性を感じてしまう小皿。
2客のみの入荷です。


銅判菱花図小皿
(明治後期~大正)
1客 税込880円
径約12.5cm・高さ約2.5cm
※完売しました。


四角い葉っぱがスタイリッシュな小皿。
そのデザイン性の高さに驚きます。


葉の形のせいか
少し紫陽花のようにも見えますね。


銅判桃図小皿
(明治後期~大正)
1客 税込880円
径約11.5cm・高さ約2.5cm
※完売しました。


三方にふくよかな桃が描かれ
右手の葉は上に、左手の葉は下になり規則正しく並びます。


見込みは梅の花。
桃の花の場合は花弁の先端が尖ります。


目立ちすぎず存在感もある小皿。
版を用いていますが手作業なので、仕上がりはさまざまです。


銅判(緑)金魚図小皿
(明治後期~大正)
1客 税込880円
径約8.5cm・高さ約2cm
※完売しました


入荷がある度にすぐ完売してしまう金魚図。
こちらは手のひらサイズの豆皿です。


緩やかに流れる流水に、向かい合う金魚が描かれます。


印判小皿は文様の楽しさだけでなく、
普段使いしやすい丈夫さも魅力です。


染付メダカ図小皿
(大正~昭和戦前)
1客 税込1,430円
径約11cm・高さ約2.5cm
※完売しました


丁子かと思いきや、メダカ。
渦に沿ってすいすい泳ぐ姿が愛らしい。


童謡「めだかの学校」を連想させる文様ですね。
涼しげで夏にぴったりの器です。


違う方向に向けて並べると
メダカが川の中を泳いでいるように見えますね。


京焼(六兵衛)草花図銘々柄小皿
(明治後期~大正)
1客 税込1,430円
径約10cm・高さ約2.5cm
※完売しました


陶器ならではの素朴で温かな雰囲気。


草花図の銘々柄ですが
草は茶色で、茎や花は黒で描かれているようです。


中央からうねるように掛かった白色の釉薬が
薄い土の色とよく馴染みます。
貫入の景色も味わい深いです。


江戸後期、京都・五条坂に開窯した六兵衛窯。
以来250年あまり京焼の本流として親しまれています。
六角に「清」の字の銘が目印です。

①麦

②梅

③菖蒲

④ススキ       ⑤牡丹

⑥短い葉のようなもの   ⑦蕨

⑧桔梗        ⑨葡萄
⑩松


お好きな柄だけを揃えて
食卓に並べるのもたのしそうですね。


織部焼向付
(明治後期~大正)
1客 税込2,750円
径約10cm・高さ約6.5cm
※完売しました


奇抜な模様の多い織部焼。
千利休の弟子である古田織部の創始です。


格子文の一つ一つの四角に点が打たれた文様。
手描きなので表情があります。


反対側は輪花の花弁ごとに区切られ
線をひいた文様。


二つの文様の間には、織部焼らしい緑色の釉薬が掛かります。


下までしっかりと整えられた輪花型。
側面は僅かに彫られ、少し釉薬が溜まっています。


焼きの跡が見られる高台。
底までしっかりと形を整えます。


こちらの共箱に入って出て参りました。


焼きの加減により、色味に個体差がございます。
アンティークものならではの味わいとしてお愉しみください。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は5月28日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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お店の様子を日々更新しております。
こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!

図変わり印判皿まだまだあります!

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