お知らせ


2021年5月21日金曜日

2021・5・21〈新入荷〉藍九谷5寸皿、古伊万里の6寸皿、猪口、古印判小皿など8種

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、

吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


4月25日(日)より緊急事態宣言が発出されましたが、
吉祥寺PukuPukuは二店舗共に通常営業(11:30~19:30)しております。
オンラインショップもございますので、是非この機会にご利用くださいませ。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです

器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

毎週金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
江戸中期」「染付」「6寸~8寸皿」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、現代においてもなお色褪せない美しさを発揮する
古伊万里の器をご紹介いたします。


染付六方に窓絵5寸皿
(江戸前期・藍九谷)
1客 税込16,500円(※トリアシ有り)
※完売しました
1客 税込8,250円(※ニュウ有り)
※在庫数1客
※完売しました
径約15,5cm・高さ約2,5cm

①トリアシ有り※完売しました

初期伊万里に続く、古九谷様式。
長い年月を経て伝わってきた逸品です。


地肌はくすみが掛かり、陶器の肌に通じる温かみが魅力です。
落ち着いた発色の中にも濃淡で変化が付けられ、
丁寧な絵付けの様子が伝わってきます。

宝珠型のぷっくりと丸い窓が六方に並び、
間には十字架のような文様が配されています。


窓の中には、幾何学文や花鳥図などが描き込まれます。


見込みの余白は敢えて残し、縁取りがモダンな雰囲気です。


薄造りで品のある佇まいも古九谷ならではの趣きです。


高台内には、古九谷の優品によく見られる誉銘。
中央に目跡がございます。

こちらは高台部分にトリアシ(ヒビ)がございます。

②ニュウ有り 税込8,250円※完売しました

③ニュウ有り 税込8,250円

傷の状態によってそれぞれお値引きしております。



染付蛸唐草文6寸皿
(江戸中期)
1客 税込13,200円
径約18,5cm・高さ約2,5cm
※完売しました。


やや暗めの呉須調で描かれた蛸唐草文。
青み掛かった素地に文様馴染み、優しい印象です。


整った描き込みの中、僅かに藍の濃淡や線の強弱に変化が見られ、
手仕事ならではの美しさが感じられます。


見込みは丁寧な環状松竹梅図です。


口縁部はシンプルな造りで文様を引き立てています。


裏柄は二重線を濃み埋めした唐草文様が伸びやかに。
高台内には「成化年製」と有ります。


入荷数は3客です。
濃淡のムラが多いものや、やや歪みがあるものもございますので、
詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。



染付松と萩唐草文6寸皿
(江戸中期)
1客 税込9,350円
径約18,5cm・高さ約2,5cm
※完売しました


発色美しい古伊万里6寸皿。
四方の割絵に力強い筆致で文様が表現されています。


こちらの二方には、柔らかな濃みを用いながら、
堂々と枝を伸ばす松を描いています。


隣には萩唐草文様が広がり、大ぶりの葉と蔓をリズミカルに描いています。

長寿の象徴である松と、繁栄の象徴である唐草を組み合わせ、
豊かさへの願いが込められた文様です。


見込みはコンニャク印判の五弁花が飾ります。


裏柄はさらりと豪快に描かれた唐草文様。
高台内に「大明年製」と有ります。


こちら2客のみの入荷です。
ぜひお早めにお問い合わせください。



染付山水と松と竹図なます皿
(江戸中期)
1客 税込9,350円
径約14cm・高さ約5cm


濃淡豊かな絵付けが目に心地良く、和やかな印象です。


六方の割絵に描かれたのは、淑やかな竹、いきいきとした松。
山水図の中央を横断する帯状の文様がアクセントになっています。


大きめに描かれた見込みの松竹梅図が華やかさを添えています。


口縁は割絵に合わせた六弁型です。


高台内に渦福銘有り。
裏柄は唐草文様が巡ります。


使い勝手の良いなます皿。
定番柄は他の器とのコーディネートがしやすく、
さまざまな場面で重宝します。



染付菊と氷裂文猪口
(江戸中期)
1客 税込16,500円
径約8cm・高さ約6,5cm
※完売しました。


四方に配されたのは、器面いっぱいに花開く菊。
ふわふわとした輪郭で描かれた花弁が軽やかで、
中央は仄かに色づき、可憐な菊花です。


地文様は涼し気な氷裂文で埋め尽くし、目を飽きさせません。


内側は白無地、高台はベタ底です。
厚みのあるどっしりとした造りで、
素朴な雰囲気に心惹かれます。



染付葉と桔梗図猪口
(江戸中期)
1客 税込13,200円
径約9,5cm・高さ約6,5cm
※小ホツ有り
※完売しました。


珍しい大ぶりの猪口が入荷しました!
上がりの良い素地を活かしつつ文様を描き込んだ
清々しい染付です。


竹垣と共に描かれた大きな葉は桐でしょうか。


傍らには桔梗の花が愛らしく咲いています。


四方襷文で口縁をぐるりと装い、洗練された意匠です。




見込みは丁寧に描き込まれた五弁花、
高台内に渦福銘がございます。

↑内側に部分的な釉切れ有り

↑口縁部一か所に小ホツ(カケ)がございますので、
お値段に反映しております。


本日ご紹介の二種はどちらも比較的大きめなので、
蕎麦猪口としては勿論、コーヒーカップやお湯呑にもおすすめです。



紙刷幾何学文糸巻型小皿
(江戸中期)
1客 税込7,150円
約9,5cm・約7cm・高さ約2,5cm


人気の古印判が入荷しました!
紙刷古印判とは、江戸時代に作られていた型紙摺りの器のこと。
当時、上等な伊万里の染付に対して
型紙摺りによる安価な大量生産の器の需要が急増。

しかしながら型紙の細かい造りには大変手間がかかり、
大量生産の安価な器を実現するには至らなかったようです。

現在でも希少ながら現存している古印判。
明治以降の銅判転写のお品に比べると、高価で貴重なものになっています。



中央がくびれ、左右がふっくらと広がった糸巻き型が
可愛らしい佇まいです。


型紙を用いていても手作業の為、擦れなどが生じます。
規則正しい格子文の中、変化する濃淡が味わい深いです。


縁の歪みが大きいですが、古いものならではの面白さですね。


側面にはさらりと折れ松葉文を描きます。






同じ文様でも1客ずつ表情異なり、個性豊かです。



紙刷花と唐草図糸巻型小皿
(江戸中期)
1客 税込5,280円
約9cm・約7,5cm・高さ約2cm
※完売しました


紙刷古印判の糸巻型小皿は
小紋柄のような細かい文様が多く見られますが、
こちらは大きめの花と唐草文様が賑やかです。

濃いめの発色も相まって、華やかさを演出しています。


裏柄は折れ松葉文です。



裏に松葉文が描かれおらず、白無地です。


唐草が掠れぎみなので花が強調されます。


変型小皿はコーディネートの幅が広がります。
お醤油皿にしたりお新香をのせたり、
落雁やチョコレートを2~3粒のせても◎
お見立て次第でお愉しみいただけますよ。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は5月25日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
【吉祥寺PukuPuku中道通り店・西公園前店・オンラインショップのInstagram更新中!】
アカウント名 @pukupuku.online
アカウント名 @pukupuku.nakamichi
アカウント名 @pukupuku.nishikouen
お店の様子を日々更新しております。
こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!
入荷が続いたので、五客組も充実しています!
お探しの器がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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