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2019年4月16日火曜日

2019・04・16<新入荷>古伊万里・幕末伊万里の器6種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。



本日は、手心こもった美麗な染付の器6種をご紹介して参ります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


染付二方に雲龍図菱型皿
1客 6,500円+tax
(江戸後期)
約17,5㎝×約23cm・高さ約4㎝
※完売しました


なんとも珍しい器形が目を惹くこちらの器。


白い見込み部分には扇のような形にとぐろを巻く龍が
対で二頭、こちらをじっと見上げてきます。



龍はよく見てみますと少しずつ表情や絵付けが異なり、
愛嬌のある顔つきを見比べて愉しむことが出来ます。


見込み内を左右に辿っていけば
宝珠が堂々と姿を見せています。


雲間に浮かんでいるかのような宝珠が独特の風合いで描かれます。


立ち上がる縁部分には、濃いダミ埋めのなか白く抜かれた
唐草文様が華やかに踊ります。


中心部に近い縁文様は意匠が変わり、
こちらは白く抜いた部分に線描きで葉図が施されます


複雑に波形を模る器形は側面部にも
余すことなく絵付けがなされます。


高台近くには蝶が左右に舞っており、
上下に向きを変え対の配置に。


左右の部分にも染付の花唐草文が施されています。
少ない筆数ながらも確かな可愛さに画力を感じられます。


全体が松菱型を模るのに対し、
中央部分には円形に高台がとられます。


どの角度で見ても丸みや凹凸がなめらかに影を作っており、
複雑な器形を破綻なく造った当時の職人の凄みが分かります。



趣のある器形はアジアンテイストのお料理によく合いそうです。
海老チリやチンジャオロースなどの盛り皿に如何でしょうか?

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


染付草花図八角鉢
1客 6,500円+tax
(江戸後期)
約16,5㎝×約17,5cm・高さ約8,5㎝
※更新中に完売しました





個性的な意匠が存在感たっぷり。

小ぶりながらも豪華な八角鉢の入荷です。


 

八角形に取られた見込みの中には凛と咲く
花が一輪。


白い見込み部分にはフリモノが少々ございます。


余白を残した下部の白地とは対照的に、
上部半分には濃い呉須調で絵が載せてあります。


八面それぞれにある窓絵の中には、
二種の花が植わっています。


菱型の窓絵の間にも菱型めいた花が咲き、
目に愉しい仕上がりは大胆ながらも心地良く映ります。


口縁部と側面は揃いの絵付けで、見応えたっぷりです。


器形は口縁部に掛けやや末広がりの形状になっており、
外面も内面と同じ窓絵と花とが面に合わせて描かれます。


八角形の器形に対して高台部分は円で造られます。


高台部分には幾何文様が描かれます。
描き込みないささやかな文様が側面部と調和します。


厚みは薄手ながらも均一な仕上がりで、
大きさに反して軽い造りになっています。


美しい幾何形態に洒落た意匠がよく映えます。
大容量ながらも重すぎない鉢は、
お探しの方も多いのではないでしょうか。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付山水図縁立楕円皿
5客組 29,000円+tax
ばら売り1客 5,800円+tax
(江戸幕末)





約17,5㎝×約11,5cm・高さ約3㎝

※ばら売り在庫数2客

※5客組完売しました
※ばら売り無傷完売しました


柔らかな染付が上品さを生む、洗練された楕円皿でございます。


白磁の見込み部分は流麗な山水図が浮かびます。


輪郭は細い線で取られ、そこに濃淡を繊細に使い分けた
呉須調が色づいて景色を成します。


口縁部は桶のように立ち上がり部分がございます。
しっかりとした厚みがあり、丈夫な手触りに。


口縁部は丁寧な筆致で雷文縁が施されます。


横から覗いてみれば花唐草文が舞い踊ります。


花唐草は輪郭を取った中を染付で埋めた構成で描かれ、
つぶさな手仕事が光ります。


高台部分はベタ底になっております。
楕円形と相まって、大変珍しい器形となっております。


高台内に銘有り。目跡もございます。


類を見ない形状と真摯な絵付けとが合わさり、
馴染みやすくも品のある良品でございます。
気になる際は是非お早めのお問い合わせを。








染付花と人物図6寸鉢


1客 7,500円+tax


(江戸幕末)



径約17・高さ約9㎝
※完売しました

器の中央を覗き込めば、咲き誇る大輪の花と目が合います。


花びらの繊維や渦巻く唐草文様が密に描かれています。


平い見込み部分から口縁部はすっと立ち上がりをみせます。
口縁部は幾何文様が巡ります。


菱型が交互に連なるかのように、
角度の異なる縞模様が幾何形体に区切られ描写されます。


内部に釉の零れが数ヵ所ございます。


何より印象的なのはこの形状。
桶のような円柱型の身を、大きくくびれた高台が支えます。


二段に変形する身は変型部に合わせて
濃淡豊かな呉須調が使い分けられ、
幕末らしく洒落た幾何文様と花文様が描かれます。


巡っていきますと窓絵の中に人物図が。
木の下で何に思い耽っているのでしょう。


特殊な曲線を持つ高台部には
濃い呉須調の剣先文様が並び、白磁を引き締めます。


下部には良品の証である✖〇の印が見られます。


高台内はドームのように大きくくりぬかれております。


不思議な器形と斬新な意匠は、盃洗として使われて
いたのでしょうか、想像が膨らみます。
菓子鉢に果物鉢、プランター入れやインテリアでも。
多様なお使い方でお愉しみいただける器でございます。





染付朝顔と唐草文5,5寸鉢
1客 6,000円+tax
(江戸幕末)
径約15,5cm・高さ約6,5cm
※ノミホツ有り
※完売しました

やや小ぶりな5,5寸鉢の登場です。


見込みには円環状の松竹梅図。
更に雷文縁が丸く囲みます。


周りを埋め尽くすのは沢山の朝顔たち。


線描きで、生き生きとうねる蔦や、


ふくよかに咲き誇る朝顔の花弁が器上にちりばめられます。


見込み近くにフリモノがございます。


厚みを以て作られた口縁部には
丁寧に幾何文様が施されます。


ゆったりとした膨らみの側面には
雷文縁が一周します。


やや高さのある高台は蛇の目高台になっています。
高台内に銘有り。


高台の側面部には蝙蝠たちが
愛らしく描かれます。


口縁部に二ヵ所、僅かではありますが欠けがございます。
こちらお値段に反映させて頂いております。


普通のなます皿と比べてもこのサイズ、
小どんぶりや麺類、サラダと自由自在です。
是非お手元でお確かめください。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com



線描き三方に花と唐草図小皿
1客 2,800円+tax
(江戸幕末)
径約9cm・高さ約1,5cm
※完売しました

涼やかで可愛らしい小皿が入ってきてくれました。


しっとりとした色合いの染付を用いた線描きで、
ころころと花唐草が散らされます。


細い筆致と緻密な手仕事は
可憐な印象を与えてくれます。


口縁部に掛けての緩やかな立ち上がりは
小皿に深みを与え、汁気も許容できる器になっております。


口縁部に銘有り。


裏柄は表とは変化を付け、
濃い呉須調で花唐草が伸び、広がります。


この小ささに加え、手触りの良い
薄手の造りの上手物でございます。


手に収まる愛らしいサイズ感は入荷が稀少です。
いくら見ても愛でたくなる愛嬌の器を
是非味わってみて下さい。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は4月19日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN  EVERYDAY
先日名古屋の明治村に行ってまいりました。
明治時代の建物が立ち並び、骨董の器とはまた味の違う
時間の深さを感じられました。

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