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2019年2月1日金曜日

2019・02・01<新入荷>古伊万里、明治時代の器(5客組有り)


こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。
器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は江戸中期の遊び心豊かな9,5寸皿よりご紹介して参ります。
久々に色絵の大皿が入荷です!
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


色絵貝図9,5寸皿
1客 17,000円+tax
(江戸中期)
径約28㎝・高さ約5㎝
※完売しました

落ち着いた印象ながらも、どこか賑やかな雰囲気。
大きく描かれるのは三枚の貝たち。


江戸期らしいしっとりとした色合いの呉須調ながら、
色調を使い分け縞模様を纏った貝。
金彩で輪郭が引かれ、凝った仕上がりです。


大胆に配された貝の周りには様々な水草が。
金彩や緑を施した種もあれば、


呉須のみながら、筆致を利用し柔らかく描かれたものも。
技法や色味を使い分けることで、多種多様な水草の
違いを見事に描き分けています。


海底の砂交じりの水流を想わせるような雲には僅かながら
赤色が差され、染付の藍を密やかに引き立てます。


口縁部にはたっぷりと輝く金彩が。


器形はしっかりと深さがあり、丸みを帯びています。


高台内に銘有り。


高台の形状に添い巡る輪線。


側面にもしっとりとした青で
ふっくらと貝が絵付けられています。


江戸期らしい柔和な色使いと独特な意匠の貝図が合わさり、
唯一無二の愛らしさが感じられますね。
個性的ながらも飽きの来ない魅力たっぷりの大皿です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


染付貝と蜃気楼図鮑型皿
1客 22,000円+tax
(江戸中期)
約28㎝×約25cm・高さ約5,5㎝
※完売しました


大きな鮑(あわび)型を模るこちらのお品、存在感は抜群。


なんと言ってもこの見事な造形。
型打ち製法で丁寧に波立つ殻の起伏を表現しています。


左側の渦巻部分から噴き出すのは蜃気楼。
蜃気楼とは、古くは蜃(しん)という大蛤が
吐き出した息だと考えられていたそう。


鮑が吐き出す蜃気楼は上へ立ち昇ります。


もくもくと沸き上がった蜃気楼の中には風景図が
呉須調の中で濃淡を使い分け、景色がよく見えます。


渦巻部分も膨らみが美しく形どられ、そこから
伸びる縁文様に幾何学文の絵付けがなされます。


側面からも渦巻の形状が伺えます。


深い呉須調の中には白く抜かれた貝殻たちが。
藍と白の鮮烈な対比の中、
個々に合わせた淡い色付けが良く映えます。


高台から口縁部に掛けてはゆるやかな曲線を描きます。


鮑型の器形は裏面を見てもよく伝わり、
製造の誠実さが感じられます。



側面には可愛らしい意匠の
鳥や山水が散りばめられます。


おもてなしの盛り皿として使うのは勿論、
飾っても絵になる趣深い器です。
是非お手元でお愉しみくださいませ。



染付八方に鳳凰図四ツ足角なます皿
5客組 65,000円+tax
(江戸中期)
約14,5㎝×約14,5cm・高さ約4,5㎝
※完売しました

大変珍しい四ツ足の角なます皿が入荷してくれました。


入隅型の口縁部に合わせて造られた見込み部分
には、エキゾチックな意匠の幾何学文様。


四隅にも文様が配されます。その美しさには
計算されたであろう余白と文様の機微が窺えます。


見込みから口縁部にかけての立ち上がりには
定番柄の鳳凰が円環状に切り取られて並びます。


羽根の一房までつぶさに描写される
鳳凰の間を唐草文が繋ぎます。


口縁部には金彩が煌めき、上品な雰囲気に。


高台は四ツ足。稀少な造形ですが、
綺麗な状態で出てきてくれました。


足も入隅型の可愛らしい形で、
四方を均等に支えます。


高台内に銘有り。


側面には交互に並ぶ花文様たち。
凝った文様が白磁に良く映えます。


職人の技とこだわりが感じられる逸品です。
目にも麗しい絵付けに加え、特殊な形状は心そそります。
お手元に並べて、是非この贅沢を味わってください。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


続いて蓋茶碗二種を続けてご紹介します。


染付十二方に葉柄図蓋茶碗
1客 5,800円+tax
(江戸中期)
径約11㎝・高さ約6,5㎝
※完売しました

葉柄が大きく描かれ、
洗練された意匠の蓋茶碗です。


色の異なる呉須調で交互に並んだ葉は
簡潔な絵付けながらメリハリのある仕上がり。


身に対して蓋がかなりはまり込むようになっており、
口縁部の幾何学文様が姿を見せます。


身と蓋共に、見込みには環状の松竹梅図が。


器形はぽってりと丸く、温みを感じられます。


高台内に銘有り。


広がりを持った高い高台の周りには
幾何文様がめぐり、洒落た仕上がりに。


生地に厚みがあり、普段使いしやすい
丈夫な造りになっています。


楚々とした染付の色合いが心落ち着く、モダンな蓋茶碗です。
ご飯以外にもスープやデザートカップにも合いますね。



色絵葡萄栗鼠図蓋茶碗
1客 3,800円+tax
(明治前期)
径約12㎝・高さ約8㎝
※完売しました

こちらも珍しい、葡萄と栗鼠の図柄が
来てくれました。


白と藍で交互に割られ、それぞれ違った画が。


藍の中には朱い円の中に獅子が。
凛々しい姿はどこか誇らしげです。


白磁の中には金彩の葡萄と跳ねる栗鼠の姿が。
軽やかな跳躍姿は、見る側を朗らかな気持ちにさせてくれます。


こちらも蓋が身に深めにはまり、
口縁部の花唐草文がちらりと覗きます。


見込みには口縁部の花唐草文と雰囲気をそろえた
花唐草がうねります。


側面の口縁部も幾何文様が飾ります。


縁の金彩も全体を見栄え良くします。


器形はかなりすっきりとした形です



高台内に銘有り。
周りを深い呉須調の幾何文様が囲みます。


職人の真摯な手仕事が全体に余すところなく施され、
贅沢な器になっております。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


色絵四方に花図なます皿
5客組 22,000円+tax
(明治前期)
径約15,5cm・高さ約5㎝
※1客ノミホツ有り
※完売しました


壮観の絵付けの色絵なます皿でございます。


色味豊かに、且つ丁寧に。
豪華な仕上がりになっております。


見込みには円環状の松竹梅図。
更に幾何学文様が囲みますが、金彩を交え気の利いた造りに。


見込みから口縁部にかけては色鮮やかな花文様が巡ります。


色彩の見事な使い分けや点描の仕事の細かさまで、
ひとつずつに丹精込めた筆遣いが見えてきます。


さらに金の幾何文様や可憐な花が周りに添えられ、
緻密な色絵が器を埋めます。


口縁部は輪花縁に変形しており、飾り文様が
添えられます。


高台には上手物の✖〇印が。


蛇の目高台の中には銘が有ります。


側面には朱を中心とした唐草文様が
のびやかに広がります。


今回5客揃いで出てきてくれたうち1客に
小さな欠けがございます。
詳細気になる方はお申し付け下さい。


お手頃なお値段ですが、当時の手業が光る器です。
いくらでもうっとりと見惚れてしまいそうな
優美な絵付けのなます皿を、是非ご堪能ください。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は2月5日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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OPEN  EVERYDAY

お客様よりお菓子を頂戴しました。

いつもご厚意をありがとうございます。

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