お知らせ


2013年2月5日火曜日

<中道通り店のお品物>お手頃そば猪口・色絵向付など


いつも吉祥寺PukuPukuのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

暦の上では春、なんとはなしに空気が和らいだように感じる
今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
西公園に植えられたパンジー、明日の雪で
ダメージを受けないか心配です……。


この時期はバレンタイン、雛祭りと甘い行事が続きますね。
プレゼントやお祝い用に器をお探しの方もいらっしゃるのでは?


今回のブログでは、中道通り店のお手頃なお品物をご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


染付山水図そば猪口
(江戸幕末)
上:径約7.5cm・高さ約5.5cm
中:径約7cm・高さ約5.5cm
ともに1客 1,800円
下:径約8cm・高さ5.5cm
※完売しました
骨董の器のなかでも人気のそば猪口。
何かひとつ、と憧れる方も多いのでは。
お求めやすいお値段の、山水図のものをご紹介します。


ポピュラーな絵柄の山水図。
山水図、つまり風景画ではありますが、
パターンは様々です。
基本的に、塔や四阿(あずまや)などの建物、切り立った山、
松などの木々に湖や帆船などが描き込まれることが多いです。


銹釉の口紅を入れたもの、呉須の濃淡を活かした縁取りのもの、
四方襷文と三者三様の絵付け。


見込みはどれも波濤(はとう)文が描かれています。


高台は蛇の目高台と共通しています。


ややくすんだ色合いの土肌が素朴な絵付けをより引き立てています。


さっとした筆致で、帆船が。
余白のバランスも良いですね。


白い土肌に二色遣いのような呉須が、清潔感を与えます。


遠くを渡っていく雁が情緒を添えます。
このそば猪口は先の2点より上がりが良いため、2,500円といたしました。
それでも江戸期のそば猪口としては破格のお値段です!


しっくりと手に馴染むそば猪口。
コーヒーをいれても、ぐい飲みにしても。
もちろん小鉢としても使えます。


プレゼントにおすすめのそば猪口。
ぜひお手に取ってご覧ください。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku中道通り店
(0422-27-1636)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


紙刷印判の定番、みじん唐草文の器を3種ご紹介します。


紙刷印判みじん唐草文向付
(明治前期)
1客 800円
径約7.5cm・高さ約6.5cm
※完売しました
紙刷印判のみじん唐草とは言っても、
藍の濃さや文様の大きさなどが少しずつ違っています。


縁取りも瓔珞(ようらく)文だったり、
四方襷だったり……。
見込みは簡略化された環状松竹梅が。


紙刷印判みじん唐草文小皿
(明治前期)
1客 900円
径約11cm・高さ約3cm
※完売しました
向付にあわせて小皿も。


唐草文が細かくなったみじん唐草。
なます皿や七寸皿など器の種類も豊富で、
ひとつひとつ揃えていくのも楽しいものです。


カップ&ソーサーにしてみました。
コーヒーの色とよくあうんですよ!


紙刷印判みじん唐草文そば猪口
(明治前期)
1客 1,800円
径約7cm・高さ約6.5cm
※完売しました
こちらはそば猪口です。
そば猪口は向付にくらべ、市場価値が高いため、
お値段も3倍くらいになります。

とはいえ、スリムで持ちやすいこちら、十分お手頃です。



見込みに絵付けはなく、シンプルな内側。


紙刷印判独特の判を繋げた跡が素朴な味わい。
波間から魚の尾がちらりと見えるようにも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


左:銅印判四方に花鳥文そば猪口
1客 1,500円
径約7cm・高さ約6.5cm
※完売しました
右:銅印判四方に花鳥文五寸皿
1客 600円
径約14.5cm・高さ約2cm
(明治後期)
※完売しました
同じ絵柄で違う器をもう一組。
淡い色合いが上品なそば猪口と小皿です。


この大きさの小皿は取り分け皿に重宝します。
そば猪口にクラムチャウダー、小皿にドーナツなんて
組み合わせはいかがでしょう。




四方の絵柄はきちんと対応しています。

 

この竹の絵柄の部分は、そば猪口が細いためか
小皿にのみえがかれています。
それもまたご愛嬌ですね。 


ちょっと大きめのソーサーに、チョコレートを一粒のせてお出ししても。


小皿との組み合わせを選ぶのも楽しい向付とそば猪口たち。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku中道通り店
(0422-27-1636)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



色絵窓絵に松・羊歯文向付
(明治前期)
1客 1,800円
径約8cm・高さ約6.5cm
※完売しました
最後にあでやかな向付を。
雛祭りの席にも花を添えてくれそうです。


はっきりと分かれた藍と赤の画面に金彩が展開。
松の後ろの赤が斬新です。
金をふんだんに使っていますが、
線が細いためかくどさを感じさせません。


きりっとした絵柄。上品さもあります。


高台まわりの蓮弁文も、ほどよいバランスです。


藍を金彩が引き立てる見込みの桃。
桃の見込みは色絵の器にも頻繁に使われるのであわせやすいです。
もちろん、桃の節句にもぴったり。


腰の落ち着いた低めのフォルムは、
お茶を入れてよし、小鉢にしてよし。
アイスクリームなどデザートにも向いています。


お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku中道通り店
(0422-27-1636)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上、お品物のご紹介でした。

お手頃ながらも味わいのある器たち、
ぜひお試しください。

次回ブログの更新は8日金曜日を予定しております。
どうぞお楽しみに!



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ