お知らせ


2025年2月20日木曜日

2025・02・20〈新入荷〉江戸後期~幕末の器5種(※5客組有り)

  いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、

誠にありがとうございます。


新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。




毎週火曜,金曜日に新入荷掲載のオンラインショップ。
「向付,のぞき,湯呑」「五客組」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。



本日はまだまだ寒い早春の空気に合う
趣きある器たちをご紹介します。


染付雪輪と鷺三羽図6寸皿
5客組 税込27,500円
(江戸幕末
径約17,5高さ約2,5㎝ 
※1客に高台ホツ有り


味わいある呉須の濃み塗りに雪輪と鷺が白く浮かび上がる6寸皿。


白鷺は幸運の前兆を知らせる鳥で日本古来から縁起の良い鳥として知られます。


白鷺が羽ばたく姿はとても柔らかく、表情も穏やか。
足は墨引きによる表現で工夫が凝らされています。


鷺の合間には雪輪の姿がちらほら。
雪輪は五穀豊穣の吉祥文様で、家紋や着物の文様としても広く親しまれてきました。


濃み塗りに濃淡をつけ、雲を表現しています。
絶妙な色使いと構図が美しい器面を構成しています。


上部に向かって広がりのある縁になっており、
器面の絵付けを引き立てます。


裏側面は竹がさらりとあしらわれます。
5客中一客のみ高台に小さなホツが有ります。


高台内は白無地。







⑤のみ墨弾きの白い線がはっきりと出ていない仕上がりです。


鷺と雪輪の組み合わせは吉兆の兆しが感じられる素敵な組み合わせですね。
6寸サイズなので、取り皿やなどに何かと活躍する嬉しいサイズ感です。


染付雪輪に水仙と梅図ころ茶碗
5客組 税込19,250円
(江戸後期
径約9高さ約5,5㎝ 


藍と白のコントラストが美しい人気のころ茶碗が入荷です。


雪輪の窓絵には水仙と梅が愛らしく咲きます。
春の訪れを知らせてくれる今の季節にぴったりのお花ですね。


下部の模様もシンプルながら装飾性を持たせ、
高台を上にしてみると、全体が少し雪輪のよう(?)にも見えます。


見込みの中心には馬上人物が。


ころ茶碗は両手で包むと手に馴染みやすく、
丸みのある形状にほっこり癒されます。










5客とも無傷で状態良く出てきてくれました。
ご家族や来客用としていかがでしょうか。


雪輪繋がりで合わせても素敵です。
雪輪は縁起の良さと愛らしいデザイン性も魅力です。


染付松葉と箒に福寿文字向付
1客 税込5,500円
(江戸幕末
径約10高さ約6,5㎝ 
※無傷在庫数4客


江戸後期らしい丁寧な絵付けに心惹かれる大ぶりの向付。


折れ松葉が散らされ、目を惹くのは箒と熊手。
これは「高砂」を表す組み合わせです。

高砂は長寿と夫婦円満の縁起物。
おじいさんが熊手で福をかき集め、おばあさんが箒で邪気を払うという
夫婦で協力して助け合うという意味があります。


折れ松葉は葉が落ちても2本が離れないので、これも夫婦円満の意味を持ちます。
松葉と一緒に福寿もかき集めるという縁起の良さ溢れる向付です。


縁文様は松の木のデザインでしょうか。
モダンな幾何学文様で器全体を引き締めます。


見込みの柄にも拘りが感じられます。
集められた松葉が入った籠の周りを折れ松葉が囲んでいますね。


高台周りのもくもくしたラインも効いています。


おおぶりの向付なので小鉢代わりとして重宝します。
夫婦で使うと円満が続きそうな器ですね。
長寿や結婚のお祝いにもいかがでしょうか。


5客組も入荷しています!


瑠璃釉赤絵金彩葵図なます皿
1客 税込3,850円
(江戸幕末
径約14,5高さ約4,5㎝ 
※無傷在庫数2客


全体に瑠璃釉、赤絵金彩の線描きを上品に加えた
手の込んだ造りのなます皿です。


葵の葉には陽刻による葉脈も表現され、
瑠璃釉の濃淡の美しさを感じられます。


見込みにも陽刻と瑠璃釉で表現された菱文が広がります。


緩やかな稜花縁の縁には金彩がところどころ残っています。


側面は勢いある筆致の唐草文様が囲みます。


どこか異国情緒のある上質な雰囲気が魅力的。
ばら売りの無傷は在庫数が2客です。
5客組のご用意もございます。


染付氷裂に丸文図豆皿
5客組 税込22,000円
(江戸後期
径約9,5高さ約1,5㎝ 



氷裂に丸文があしらわれた可愛らしく爽やかな印象の豆皿。


氷裂文とは、氷が割れているように見えることから氷裂とつけられていますが、
意味としては清らかで澄んだ氷を表しているそう。


氷裂の上には4種の丸文が配されます。
花や山水、幾何学と器面を表情豊かに彩ります。


染付引かれた縁はイゲ縁になっており、
氷裂文様とリンクしているようです。


裏側面には緩やかな唐草文様が巡ります。


高台内に銘有り。









氷を表す文様ですが、涼を求めて浴衣などにも用いられた
清々しい文様なので、暑い季節にも重宝しますよ。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は2月27日(木)となります。お楽しみに♪
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