お知らせ


2022年3月18日金曜日

2022・3・18〈新入荷〉古伊万里、幕末伊万里の器5種(※5客組有り)

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
5客組」「中皿(6寸~8寸皿)-染付「その他-食籠」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、上質な手仕事窺える江戸期の器たちをご紹介します。


色絵山水図鮑型皿
1客 税込16,500円
(江戸中期)
約19,5cm×約22,5㎝・高さ約4cm
※無傷入荷数2客
※無傷完売しました


型打ち成形により、鮑型に模られた上手物です。

※完売しました。


器面全体を使って描かれた山水図は、簡略化された愛らしい絵付け。
柔らかなピンク色、藍、緑、金彩のコントラストも美しく仕上がっており、
所々に用いた赤色が効いていて、品よくまとまっています。


器上方、縁に沿って緑地の唐草文があしらわれます。
発色の美しさ、異国情緒感じる洒落た雰囲気に目を奪われます。


器面は緩やかな波状を描き、口縁部へと広がります。
海原を想わせる凸凹が心地よく指に伝わります。


器上方の方が深さ持たせた造りとなります。


刺身皿としてあつらえたものと思いますが、
程良い深さが使いやすく、
凝った意匠がお料理を盛り立てます。


裏側は三方に波文が配され、
高台内に成化年製とあります。

※完売しました。

愛らしい絵付けそのままに、
②の方がやや余白が多いように感じます。


無傷入荷数は2客です。

ノミホツ有り 1客 税込13,200円
※入荷数1客
※完売しました
写真でお伝えが難しいくらい極々小さなカケがございます。

ひっつき有り 1客 税込13,200円
※入荷数1客
※完売しました。
裏側に焼成段階で出来てしまった釉薬剝がれがございます。


入荷の度にお問合せも多くいただく鮑型皿。
職人たちの高い技術をお手元でご堪能ください。



染付二方蕪図6寸皿
1客 税込10,450円
(江戸中期)
径約18,5cm・高さ約2,5cm
※無傷入荷数2客


たっぷりと呉須を含んだ蕪が大胆に描かれた6寸皿。


丸々とした姿が人気の蕪図。
無病息災、株が上がるにかけて縁起が良い文様のひとつです。


藍色の濃淡豊かに、迷いない筆致でおおらかな絵付けが施されます。


見込みに引かれた二重輪線を飛び出し、
縁へと文様が続く粋な構図は
現代においても斬新に映ります。


裏側はさらりと唐草文様が描かれます。


ぽってりと肉厚の造形で、器面はフラット。
緩やかな輪花を描く口縁に立ち上がりを持たせています。

勢いある絵付けは同様、
①よりも黒味含んだ濃い発色です。


無傷入荷数は2客。


無傷の他、問題なくご使用いただける傷物もございます。

高台ホツ①

高台ホツ②
高台ホツ有り 1客 税込9,900円
※入荷数2客


古伊万里らしい、温かみ感じる佇まいで
毎日の食卓で活躍してくれそうです。



染付幾何学文六角向付
5客組 税込49,500円
(江戸後期)
約8cm×約9,5㎝・高さ約7,5cm
※2客窯傷、3客高台ホツ有り
※完売しました


心落ち着く、深みある呉須調の六角向付。


六面に分けられた側面に幾何学文様が描かれ、
濃みを効かせて、白抜きの枠内に其々納まります。
丸々した姿可愛いこちらは松でしょうか?


毘沙門亀甲文様が細やかに描き埋められ、


藍と白のコントラスト美しい青海波文様といった
三種の文様が二方ずつに配され、愉しい仕上がりです。


見込みは白無地、口縁に四方襷文がめぐります。


高台周囲に三花弁のような文様が描かれます。


肉厚で安心感ある造形。


高台から口縁部にかけて、スッと背が高く
凛とした雰囲気を放つ佇まいです。


残念ながら、5客の内3客に高台ホツ、、


内2客に窯傷(ゆぎれ)がございますが、
ご使用に問題ない程度です。


変化をつけてくれる六角向付で、
いつもと違った食卓を演出してみてください。



染付大黒様と大根図6寸鉢
1客 税込5,500円
(江戸幕末)
径約18cm・高さ約7cm
※ノミホツ有り
※完売しました


澄んだ地肌に柔らかな藍色の絵付けが広がり、
二股大根に寄り添う大黒様が描かれます。
濃みと線を描き分け、大根の葉も生き生きと表されています。


大黒様と二股大根の組み合わせ…

ある時、お餅をたっぷりご馳走になった帰り路に腹痛起こした大黒様。
川で大根を洗っていた雇われ人に1本譲ってほしいとお願いしました。
雇われ人は主人から、大根の本数を数えて仕事を任されていたので困りましたが、
大根の山の中にあった二股大根の一方をかき取って譲ってくれました。
貰った大根で腹痛を直すことが出来てとても喜んだ大黒様…
というお話を基にした図柄です。


大黒様もご満悦の表情で描かれています。


余白多い器面を、口縁の雷文が引き締めます。


側面は呉須の発色濃くなり、
七宝と丁子の宝文様が交互に並びます。



手馴染み良い丸みをつけて、どっしりと厚み持たせた造り。
大根の煮物を盛りたくなります。


口縁部に極々小さなカケがございますが、
ご使用に問題ない程度です。



染付菱花と唐草文食籠
1客 税込16,500円
(江戸幕末)
径約19cm・高さ約16,5cm
※蓋小ホツ、あたり傷有り


菓子器として主に使われていた食籠。
二段、三段と重なった食籠もあることから重箱の原型とも言われています。


上がり良い澄んだ地肌。藍の発色も豊かでモダンな印象です。


濃みを効かせ、現代的なデザインで描かれた菱花が咲き誇り、


おおらかな筆致の唐草文が余白を埋め、
隅々まで美しく彩ります。


北欧デザインを想わせる洒落た意匠です。
素地の白と藍色の対比がお互いの魅力を引き立て合っています。


内側はすっきりと白無地。


丸々とした器形も愛らしく、しっかりと深さ持たせた造りです。


蓋裏、口縁部に小さなカケ。


身には釉薬にヒビが入り、触れると段差を感じるあたり傷がございます。
どちらの傷も、このままご使用いただいて問題ない程度です。



蓋を開けた時の楽しみがある食籠。
季節のお料理を盛る、鉢としてお使いいただくのもおすすめです。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は3月22日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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気温がぐっと下がって冬に逆戻りしておりますが、
素敵な週末をお過ごしくださいね☆

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