お知らせ


2021年10月22日金曜日

2021・10・22〈新入荷〉江戸期の染付6種(※5客組有り)

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
5客組」「中皿(6~8寸皿)-染付などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、可愛らしくも奥深い
江戸期の染付をご紹介します。


線描き鳳凰図長角皿
1客 税込24,200円
(江戸幕末)
約20,5cm・約28,5cm・約3cm
※入荷数1客のみ
※完売しました。


人気の線描きが前回の向付に続き入荷しました!
珍しいイゲ縁の長角皿です。


見込みは鳳凰図。ぎっしりとした描き込みに圧倒されます。


胴体、翼、尾の描き分けが楽しい鳳凰図。
雄を鳳、雌を凰と分けて称することもあるため
上下の個体で尻尾が異なるのは、雌雄の違いを表していると考えられます。


百花の王・牡丹が三つ隠れています。
牡丹の葉が鳳凰図の周りにも散らされているのにも注目ください。


ぐるぐるとした唐草が余白を埋めていきます。


縁は瓔珞文、縁と見込みの間は唐草文です。
額縁のようになり、お料理を豪華に見せてくれますよ。


イゲ縁は欠けてしまっているものも多いですが
今回は無傷で入荷してくれました。


底はべた底の造りで、トレイのような器形。
裏側は蓮弁文と雲のような文様。雲と霊芝でしょうか。


横に長いのでサラダとサンドウィッチといった
組み合わせを試したくなりますね。


染付桜図向付
5客組 税込27,500円
(江戸幕末)
径約7cm・高さ約5,5cm


側面を桜図が巡ります。花が二つずつまとまって上下交互に配置されており
守りたくなるような可憐な見た目ですが、とても計算された絵付けです。


花弁や葉の膨れた部分にたまる染付の藍色が味わい深く
手描きならではの魅力が存分に発揮されます。


口縁部は、内側に雷文が控えめに描かれます。


高台はシンプルに輪線を一周しました。


ぽってりと厚みのある、どこか素朴な器形です。
厚みがある分丈夫ですので、普段使いに便利ですよ。










元々は小鉢ですが、お湯呑みやぐい呑みとしても活躍してくれます。
めんつゆ入れにも良いですね。


染付撫子図輪茶碗
1客 税込8,250円
(江戸中期)
径約10cm・高さ約4,cm
※完売しました


表から裏まで柄がつながっているような絵付け。
撫子が大きく花開き、モダンな雰囲気です。


細かな線が撫子の間を埋め尽くします。こちらは氷裂文でしょうか。


かなり薄手の造りで、手に持つとかなり軽いです。
両手で持ちたくなるほどの繊細さが魅力的。


少し違う絵付けのパターンも。
こちらは菊のようにも見えます。


個体によって描き方が異なり、少しずつ印象が変わるのが愉しいですね。
無傷は5客の入荷です。


染付雲鶴図6,5寸皿
1客 税込13,200円
(江戸中期)
径約19,5cm・高さ約3cm
※入荷数2客


見込みから縁まで雲鶴図が施された7寸皿。
見込み周りは余白をとって、一羽の鶴にスポットライトを当てています。


手描きですので一羽ずつ表情異なり
じっくりと間違い探しをしたくなります。


亀甲と雲は墨弾き、鶴は白抜きで描かれています。
同じ白でも技法を巧く使い分けていますね。


高台内に目跡が3か所確認できます。




江戸中期らしいしっとりとした藍色をふんだんに使った7寸皿です。
入荷数は2客のみですので、お早めにどうぞ。


染付網手文6寸皿
1客 税込6,380円
(江戸中期)
径約19cm・高さ約4cm
※完売しました


菊の花のように広がる網手文。
手描きとは思えないほど整然と線が並びます。


網は福を「すくいとる」、「からめとる」と言った意味を持つ吉祥文です。
使う人により多くの幸福が訪れますように、という願いが込められました。
また病などの悪いものも網でとらえ、
口に入らないようにするという言い伝えもあるそうです。


縁は緩やかに立ち上がり深さを出しています。


高台内に「大明年製」と有り。


緋色が出ていたり少甘手があったりします。
カマキズですので、ご使用には問題ございません。


おにぎりを二つ載せても十分に器を見せることができるサイズ感。
網手文はふぐ刺しのイメージがありますが
他のお料理でも可愛らしく使えますよ。


染付竹虎図蓋茶碗
1客 税込4,950円
(江戸後期)
径約13,5cm・高さ約9,5cm
※無傷在庫数3客
※完売しました。


竹林と虎が交互に配された蓋茶碗。
江戸後期の落ち着いた呉須調が水墨画のよう。


勇ましく遠吠えをする虎ですが、だんだんと可愛らしく見えてきます。
しっぽはかなり長く、胴体と同じくらい伸びています。


蓋をしていてもチラリと見える、口縁部の竹林図。
同じ形で6か所に置かれ、余白部分が花のような形になりました。


見込みは岩と竹林図。自然の中に入り込んだような意匠です。


高台周りに輪線が巡ります。


通常の大きさの蛸唐草文飯茶碗と並べてみました。
大ぶりで、小丼になるサイズです。
蓋は小皿としても違和感なくご使用いただけます。


大ぶりの蓋茶碗、少しずつ増えております。
通常サイズのものも取り揃えておりますので
吉祥寺にお越しの際はお立ち寄りくださいね。


以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は10月26日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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そろそろお正月準備という方も多いのではないでしょうか。
年末に向けて段重や大皿をお探しの際はぜひ当店をのぞいてみて下さい。

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