お知らせ


2018年12月18日火曜日

2018・12・18<新入荷>古伊万里、幕末伊万里、明治前期の器6種(※5客組有り)

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
まず寒さ厳しいのなか、世田谷のボロ市お越しくださいました皆様に、
厚く御礼申し上げます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。


本日は揃いで嬉しい5客組の器からご紹介して参ります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


染付鶴と亀図八角なます皿
5客組 29,000円+tax
(江戸後期)
約15cm×15㎝・高さ約4.5㎝


柔らかい風合いのなます皿が5客組で入荷してくれました!


見込みにいるのは尾が蓑のようになった亀。
長生きしたため尾に海藻がつき、このような容姿になっています。
流石長寿を冠する亀といった所ですが、お顔立ちは愛らしいですね。


そんな亀の周りをぐるりと囲むのは鶴たち。
三者三様の立ち方をした立ち鶴が巡ります。


各々身体をくねらせ、異なる姿勢で立つ鶴。
羽毛の流れがわかるほどつぶさに描き込んであります


鶴を割る枠の中には雲が。
細かなところまで文様を配し、
職人の意匠のこだわりが感じられます。


側面は素地を活かした白磁の装い。
楚々とした見目は器形を際立たせ、質の良さが分かります。


落ち着いた呉須調の青味が普段使いには良い塩梅。
洒落た八角形が立ち並び、机上を華やかに彩ってくれます。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


染付三方に牡丹と唐草文蓋茶碗
1客 4,800円+tax
(江戸中期)
径約12㎝・高さ約9㎝
※無傷5客入荷有り
※完売しました

ふっくらとした器形に踊るのは
生命力高く生い茂る牡丹と蔦文様。


大輪の牡丹を配し、そこから茎や葉が
伸びる様が生き生きと描かれます。


花や蔦が散らされた賑やかな外側と異なり、
内側は清楚な趣。


見込みには円環の中に一輪の牡丹が淑やかに。
口縁部には菱型文が巡ります。


蓋の中心部と身の裏面には「太明萬暦年製」の銘有り。


丸みのある器形を支える高台には、
上手物に良く見られる〇✖文が記されます。


食卓にすうと馴染む色調ながらも、
贅沢な絵付けが存在感を生んでいます
盛ってあげた白米がきらきらと粒立ちそうな、
ご飯を映えさせる逸品です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付ダッタン人図大向付
1客 9,500円+tax
(江戸後期)
径約12㎝・高さ約8㎝
※完売しました


ダッタン人とは、モンゴルやテュルク系等の
様々な民族を指す名称のこと。
タタール人を中国で韃靼と書くのが日本に伝わってきた呼称だそう。






まるで道化師かのような奇妙な愛らしさで以て
笑顔を浮かべるダッタン人。
表情の細部がそれぞれ異なるのが手仕事ならではです。


器の内部を覗き込めば、そこには海原に浮かぶ舟。


なみなみとした口縁部に沿って色調を変えた文様が重ねられ、
異国情緒を意識したエキゾチックな模様になっています。


平たい底から口縁部に掛けて端反りになる器形は
料理映え間違いなし。


大きさは大向付のなかでもかなり大ぶり。
しっかりと深さがあり、汁気のあるおかずも
たっぷりと入れることが出来ます。


大きいながらも可愛らしさを持った絵付けと、
大胆な器形がお品の雰囲気を趣深くしています。
ぜひお手元でお愉しみ下さいませ。



染付龍と人物図八角向付
1客 5,500円+tax
(江戸後期)
約9.5×9.5㎝・高さ約6㎝
※更新準備中に完売しました





高台部分から八角型の口縁部へ、

変形していく器形に沿うように絵が割られます。




そして交互に描かれるのは様々な人物たち。
個々人の所作の様子がユーモアたっぷりに描かれ、
思わずその情景に思いを馳せてしまいます。


八角型に変形した口縁部にはダミ埋めした中に浮かぶ雲文様が。


見込みには毛先まで詳細に描き込まれた麒麟の図があります。


人物図の間には珍妙な面持ちの龍も。
全体をダミ埋めした中に文様が白抜きされ、
非常に凝った技法で造られた器になっています。



染付五方に菊花図尺皿
1客 8,500円+tax
(江戸幕末)
径約28㎝・高さ約4.5㎝


大きな菊花が器面いっぱいに配されたこのお品。
少ない手数での画造りながらも、大胆な画面構成が目を惹きます。







迷いのない線遣いで、美しく放射線を用いて模られた菊。
器面に少々フリモノがございます。


口縁部には雷文様が巡ります。


裏面には大らかな絵付けで唐草文様が踊ります。


また、器には白釉で器の色を白く化粧したエンゴーベの跡や、
目跡が見られます。これらは志田窯の特徴になりますね。


青と白の対比が爽やかな印象を感じさせる、
気持ちの良い器です。
意匠力の高いモダンなつくりはお求めの方も多いはず。
お問い合わせは是非お早めにどうぞ!



染付鳳凰図手桶型鉢
1客 13,000円+tax
(明治前期)
径約17.5㎝・高さ約15㎝
※ノミホツ有り
※更新準備中に完売しました





店内でも一際異彩を放つ、見応えのあるお品です。






見込みに描かれるのは大きく尾を広げた鳳凰。



鳳凰はまさに花を咥えんとしているのでしょうか。
今にも動き出しそうな飛翔姿を見事に描き出しています。


手桶の取っ手の部分は藍色で占められ、
器形に合わせて幾何学文様が配されます。


内側の白磁部分には口縁部にも丁寧に宝文様が。


文様は取っ手部分にまで上り、
気を抜かない造りになっています。


側面はくるくると渦巻く花唐草文で一面埋められています。
釉が流れてしまっている部分もありますが、
丁寧な描写は十二分に見応えがあります。


底は白磁を残し綺麗な円を描きます。


縁に二か所、小さな欠けが見られます。
こちらお値段に反映させて頂いております。


見事な造形が目を奪うさまは盛り鉢にぴったり。
お祝い事の際も鮮やかな食材がよく映えることでしょう。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は12月21日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN  EVERYDAY
ここのところお天気も良く空が良く澄んでいますが、
寒さが一層厳しいですね。
皆さまご自愛くださいませ。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ