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2015年6月16日火曜日

2015・06・16<新入荷>古伊万里、幕末伊万里、明治時代の器を6種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。



吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、
即活躍するものばかりです。




器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は、味わい深い美しさがふんだんに盛り込まれた、
古伊万里、幕末伊万里、明治時代の器を6種ご紹介して参ります。

お電話によるお問い合わせ、
地方発送、買取も随時承っております。


陽刻染付草花と亀甲文角小皿
5客組 25,000円+tax
(江戸中期
約9㎝×9・高さ約2,5㎝
※2客にノミホツ有り
※完売しました

深みのある落ち着いた呉須調です。
トゲトゲした口縁部の繊細さから、造りの丁寧さが窺えます。


見込みは、のびのびとした筆使いで草花図。


縁文様には、長寿吉兆を祝うおめでたい柄として使われてきた
亀甲文が配われ、モダンな雰囲気。
よく見てみると、、、


陽刻が施されており、亀甲文が浮き出る造り。
指で縁文様をなぞると凸凹した感触が伝わってきます。






草花図の絵付け、呉須調は其々。
手描きならではのお愉しみをご堪能いただけます。


口縁部は少し立ち上がりがある為、
小ぶりなサイズながら、使い勝手が良さそうです。



残念ながら、5客組の内2客の口縁部に極小さなカケが見られる為、
お値段に反映させております。



細部にまでこだわりが感じられ、
現代にも通じる、当時の粋なデザインセンスを窺うことの出来る逸品です。


☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。




染付流水に鮎図十角小皿
1客 5,500円+tax
(江戸中期
約10,5㎝×11・高さ約2㎝
※在庫数3客
※完売しました

お次も洗練されたデザイン感覚を堪能できる小皿をご紹介します。
珍しい十角形で、新鮮な佇まいです。


見込みに二匹描かれた魚は鮎。


水流や水泡、海藻類も抜け感のある可愛らしい絵付けです。


バランスよく余白を持たせて、線と面で遊んだ意匠となっています。



鮎の描き方、大きさは異なり、其々違った印象を受けます。


裏柄はなく、白無地。高台内に銘があります。
縁文様がないからこそ、十角の美しい形状が活きているように思います。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付微塵唐草に富士と龍図なます皿
1客 4,500円+tax
(江戸幕末
径約15㎝・高さ約5,5㎝
※無傷入荷数2客
※完売しました


こちら、『慶應三年』と入った箱から出てきました。


呉須の藍色鮮やかに、器に広がるのは微塵唐草文。
そこにパッと浮かび上がるのは、白抜きされた富士山。


藍色に埋め尽くされた器面に浮かぶ富士はどこか神々しさがありますね。

そして、目に心地よく広がる優美な微塵唐草文。
幕末伊万里のデザインセンスの良さが光ります。


天に舞い上がるように登場するのは水の神、龍。
その表情からも躍動感が感じられます。


今回無傷の入荷数は2客です。


裏柄は妖艶な雰囲気漂う唐草文がめぐります。


型紙摺り染付富士と龍図木瓜型皿もご用意しております。



染付菊図なます皿
5客組 19,000円+tax
バラ売り 1客 3,800円+tax
(江戸幕末
径約15㎝・高さ約4,5㎝
※完売しました

三方割絵とし、其処に大輪の花咲かせる菊。


大きく表された菊が華やかです。
淡い色調が上品で、菊の花の凛とした雰囲気が引き立ちます。


割絵の間はダミ埋めされており、全体の淡い印象を引き締めています。


当時のぬくもりをそのままに伝える幕末伊万里の染付なます皿。
シンプルな構図、絵付けで飽きのこない一品です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


型紙摺り微塵唐草文のぞき
5客組 7,500円+tax
(明治前期
径約5㎝・高さ約5,5㎝
※完売しました

型紙職人が型紙を彫り、それを絵付師が器面に押し当て、
図柄に沿って慎重に顔料を擦り込むという「職人仕事」の型紙摺絵技法。

今回のお品物は、型紙摺絵技法の中でも仕上がりの良い上手物です。


そのほとんどが円筒形で、直径は5㎝に満たないものが多いのぞき。
本来は調味料入れや珍味入れなどに使われたようです。
のぞきは現代ではぐい呑みとして使用することが多く、
のぞき猪口とも呼ばれます。


細かな型で表された微塵唐草文。
酸化コバルトの鮮烈な青色がシンプルな文様を引き立たせます。


文様の擦れや滲みは、古い物の味わいとしてお愉しみ下さい。


内側口縁部も凝った造りで、瓔珞文が飾ります。


高台付近には、染付による龍が三方に描かれます。
緩さのある絵付けが可愛らしいです。


その他、型紙摺り微塵唐草文の上手物入荷しております!



色絵石畳と花鳥図縁立ち小皿
5客組17,500円+tax
バラ売り 1客 3,500円+tax
(明治前期・大聖寺焼
径約12,5㎝・高さ約3㎝
※少甘手有り
※完売しました

元禄期の「型物」といわれる最高級の古伊万里を写した
大聖寺焼の縁立ち小皿です。


金彩、赤と緑色がふんだんに使われた色絵に、
丸窓に描かれた藍の絵付けで華やかな装い。


見込みにはその形を合掌する両手に見立て、
幸福をもたらすとされる仏手柑。


特有の赤絵の発色で繊細華麗な縁文様。
手作業の粋を集めたような細かさ、素晴らしい絵付けです。


窓絵には花鳥図が愛らしさを添えます。


縁立ちとなった口縁部には、金彩華やかに亀甲文や花と唐草文が描かれ、
間を緑色でダミ埋めした精緻な絵付けです


繊細で華やかな絵付けは裏側へと続きます。
高台付近には、染付で霊芝。


入荷の全てに部分的な貫入が見られる為、
お値段に反映させております。
(大聖寺焼には、甘手での仕上がりが多いようです。)

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。次の更新は6月19日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
OPEN  EVERYDAY
蒸し暑い日が続いておりますが、
金魚たちは元気に泳ぎまわっております!

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