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2016年4月12日火曜日

2016・04・12<新入荷>古伊万里、幕末伊万里を7種(※5客組有り)


こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。




↑古染付写し蝶型皿、更新準備中に完売しました
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、
即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は、現代においてもなお色褪せない美しさを持つ、
色絵鮑型皿からご紹介いたします。

お電話によるお問い合わせ、
地方発送、買取も随時承っております。


色絵貝図鮑型皿
1客 18,000円+tax
(江戸中期)
約18,5㎝×23㎝・高さ約4,5㎝
※在庫数2客
※完売しました

江戸中期の上手物、鮑型皿が入荷しました。
型打ち成形により、鮑型にかたどっております。


器の上方、縁に沿って緑地の花と唐草文があしらわれ、
妖艶な雰囲気を醸し出します。


描かれるのは、海の世界。
飛沫をあげる波に、海藻、蛤などが悠然と描かれています。
赤く染められ、飛び交うのは千鳥でしょうか。


表面は平らではなく、ゆるやかな凹凸が指先に伝わります。
それが口縁部へと続き、波状となっています。


裏柄は草花が三方に描かれ、高台内に『太明成化年製』と有ります。
さらに、目跡の跡も見られます。



今回入荷数は4客でしたが、早速2客ご売約となりました。
気になる方は、お早めにお問い合わせ下さいませ。


夏の刺身皿として、あつらえられたものだと思いますが、
焼き魚などを盛るのにも丁度良さそうです。
縁があるので、煮魚などの汁物でも大丈夫。
お見立て次第で、様々な表情を見せてくれます。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。




染付菊と逆蛸唐草文5,5寸皿
5客組 58,000円+tax
(江戸中期)
径約17,5㎝・高さ約3㎝
※共箱付き・1客ノミホツ有り



その迫力と絵付けの妙に目を奪われてしまう逸品です。
こちらは、時代の若い共箱に入って出てきました。



大胆な構図で配された松皮菱の窓絵には、
菊が呉須調豊かに伸び伸びと描かれています。



松皮菱窓絵と重なるように配された
楕円の窓絵には格子目と洒落ています。


窓絵の間を逆蛸唐草文が埋めます。

蛸唐草文の地と文様が逆転しているもので、
文様が白抜きされ、地の部分がダミ埋めされております。
手の込んだ仕上がりとなっており、
職人が絵付けに打ち込んだことがよく分かります。


 


 ②


 


 ④




5客組の内、1客の口縁部に極小さなカケが見られる為、
お値段に反映しております。



裏柄は古伊万里独特の唐草文が周囲をめぐり、
高台内に『大明化製』。



口縁部の鉄釉が引き締め役となっています。
藍一色ながら、豪華な印象です。
手仕事感じられる力作を、是非お手元にどうぞ!





染付熨斗と梅図輪線6,5寸皿
1客 14,000円+tax
(江戸中期)
径約19㎝・高さ約2
※完売しました

藍の濃淡を存分に活かした文様構成で、
見込みには熨斗と梅図。


対称に配された熨斗は、色の配置を変えたデザインで
品良くまとまりながらも、存在感を主張しています。


口縁部は、輪線が引かれ、藍の色の濃淡も誠に見事。
伊万里のデザインセンスの良さを堪能できます。



裏へ反すと世界は一変。爽やかな青磁が縁を飾ります。
高台内に『太明成化年製』と有ります。



生地の薄さ、色、藍の透明感も見事な古伊万里の上手物です。
飾っても画になりますね。


☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付マクワウリ図鉄漿碗
1客 9,500円+tax
(江戸後期)
径約14,5㎝・高さ約6㎝
※完売しました

鉄漿(かね)とはお歯黒のことを差します。

鉄漿碗は、昔の女性がお歯黒をする際に、
口をゆすぐうがい碗として使っていた実用品だそうです。


上がりの良い素地に映える、柔らかな藍色で描かれるのはマクワウリ図。
中国を経由して縄文時代には伝来し、織田信長も好んで食していたとか。


呉須の発色が優しく、蔦や葉の柔らかさや淡い色彩を伝えます。
たわわに実った姿が愛らしいですね。


裏側は白無地。つるりとした肌質が美しいです。


絵付けの重心を見込みからやや右にずらしており、風格ある佇まい。
薄造りの丁寧な手仕事で、眺めて良し!使って良し!な逸品です。



染付花唐草文なます皿

1客 9,500円+tax

(江戸中期・藍柿右衛門

径約15,5㎝・高さ約5㎝
※小ホツ有り
※完売しました

染付としても伊万里磁器として最初の、
かつ最高の達成を示したとされる藍柿右衛門手。

また絵付けも洗練を加え、和様のデザインと大胆な構図は、
伊万里の中で最も完成された作風でした。


縁文様は、余白を効果的に残した花唐草文。
淡い藍色で、繊細でいて可憐な表情を魅せます。


見込みは、何も描かず白抜きに。
食器として合理的な絵付けをするようになった柿右衛門ならでは。

さらに、白抜きにしたことで縁文様の可憐さが引き立っています。


口縁部は鍔縁となっており、裏柄は輪郭線を用いた唐草文。


残念ながら、口縁部の1カ所に小さなカケが見られます。
金継ぎの好材料としておススメです。
なかなかお目に掛かれないお品ですので、是非お手元でご堪能下さい。

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お次も上手の江戸中期、色絵大蓋茶碗。
5客組でのご紹介です。


色絵龍と花図大蓋茶碗
5客組 40,000円+tax
(江戸中期)
径約13㎝・高さ約9㎝
※蓋2ケノミホツ有り


鮮やかな色彩ですが、くどさはなく品良くまとまっています。


赤色を主とした器面に映える、緑色で描かれた龍図。
龍図には珍しく、正面からの姿で勇ましく描かれています。


間には赤色をダミ埋めした窓絵に、金彩輝く花図。
口縁部付近に添えられた果実も愛らしいです。


高台付近には松葉図が描き埋められ、連弁文がめぐります。


見込みは環状松竹梅。口縁部には、四方襷文。
素地に鮮やかな呉須の色味が映えます。


2ケの口縁部に極小さなカケが見られます。
(身は全て無傷です。)


通常サイズの蓋茶碗と比べると、その大きさは歴然。


お見立て次第で、多用途にお使い頂けます。


5客組のこちらには、可愛らしい包布がついてきます。


蓋に傷がございますが、バラ売りもご用意しております。
蓋ホツ、ホツ金直し有り 1客 7,000円+tax
※入荷数1客





金彩染付竹虎図縁立ち5,5寸皿
1客 17,000円+tax
(江戸幕末)
径約16,5㎝・高さ約4㎝
※完売しました

本日、最後のご紹介は人気の竹虎図。


縞模様しっかりと、空を見上げる虎が愛らしく描かれています。
筆致にも強弱をつけ、柔軟な身体のラインを表しています。


虎と共に描かれるのは、霞をまとった竹林図。
笹葉を生い茂らせ、閑雅な趣があります。



器面の黄味掛かっている箇所は、金彩の跡と思われます。



立ち上がり部分はダミ埋めされ、格子目の半円文が白抜きされています。



そのデザインは裏側立ち上がり部に続きます。


高台付近には波状の線が引かれ、高台内に銘が有ります。



しっかりとした厚みのある造形で、口縁部は端反りとなっています。
幕末伊万里ならではのデザイン性の高さが窺える縁立ち皿です。
人気の竹虎図、お問い合わせはお早めにどうぞ。


☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。次の更新は4月15日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
OPEN  EVERYDAY
ご常連のお客様よりお菓子を頂戴しました。
いつもお心遣い有難うございます。

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