お知らせ


2025年1月16日木曜日

2022・01・16〈新入荷〉江戸中期の染付、色絵の5種(藍柿右衛門・5客組有り)

いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、

誠にありがとうございます。


新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



毎週火曜,金曜日に新入荷掲載のオンラインショップ。
「古美術」「五客組」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。



本日は江戸中期の藍柿右衛門や筒江窯など、
希少な当時の高級品たちを中心にご紹介します。


藍柿右衛門花唐草と波図7寸皿
1客 税込165,000円
(江戸中期・車輪福銘)
径約20,5㎝・高さ約3,5㎝
※ノミホツ有り


乳白の艶やかな肌に発色の良い藍色がまろやかに広がります。
その端正な器形と描写の美しさからは藍柿右衛門らしい品格が漂います。
しかも銘は車輪福。店頭には久々のお目見えとなります。


花唐草のほんわりとした濃み塗り使いが美しく、
唐草の伸びやかな線と葉の濃淡が心地よく器面を埋めてゆきます。


一見ベタ塗りのように見える波柄も
墨弾きの技法と絶妙な濃淡によって、
静かながらもおおきなうねりを感じさせます。


僅かなカマキズや黒点が見られますが、気にならない程度のものです。


見込みの中心には整った五弁花が飾ります。


平皿のわりには縁の立ち上がりが豊かで
輪花縁がわずかに端反りになった上品な器形。


側面には2重線に濃み塗りの唐草文が巡ります。
一か所ノミホツ有りですが、幸い表には影響なしです。


見込みには車輪福銘。
福の字の田の部分が車輪のように見えることから車輪福と呼ばれ、
車輪福銘がついた藍柿右衛門の器は特に銘品が多いと言われています。


大胆さと繊細さが一体となった豊かなデザイン性と
職人さんの見事な手仕事にため息の出るような器です。
是非店頭でもご覧ください。


1客 税込165,000円
※ノミホツ有り



1客 税込110,000円
※小ホツ有り



➃ホツニュウ

1客 税込55,000円
※ホツニュウ有り




1客 税込55,000円
※ホツニュウ有り


全てバラ売りで5客入荷しました。
ご自身のご褒美としていかがでしょうか。


染付葉唐草と松竹梅図7寸皿
1客 税込19,800円
(江戸中期・筒江窯)
径約21㎝・高さ約3㎝
※在庫数3客・5客組有り


古伊万里でも焼かれた場所がわかる貴重な筒江窯製。
現在の佐賀県武雄市にあった古窯で、明治前期に廃絶したそう。
江戸時代に青磁や染付を多く造りだした窯で有名です。


青味含んだ素地に濃いめの呉須が映えます。
器面をほぼ染付で埋められた存在感のある7寸皿です。


白抜きにされた如意頭型の窓絵に其々松竹梅が飾られ
吉祥文様が引き立てられます。


窓絵の周りには葉唐草が地を埋めます。
葉脈がしっかりと描かれ、生命力に溢れた絵付け。


見込みには羊歯が放射状に6枚並び、
美しい幾何学模様を作ります。


呉須の濃淡を駆使した書き込みの多さには脱帽です。


円形に見える縁ですが、僅かに凹みがあり、緩やかな輪花縁になっています。


見込みに平らな面積が多く取り、縁の外側に立ち上がりを持たせた器形。


2重線に濃み塗りの唐草文様が巡ります。


高台内に「筒江富貴長春」と有り。


見込みが広いので、お料理を乗せられる部分も広く、
何品かを盛り付けたり、洋皿のような使い方も素敵です。



状態の良い5客セットも入荷しました。
5客組 税込¥99,000円


染付牡丹図六弁なます皿
1客 税込10,450円
(江戸中期)
径約15㎝・高さ約5,5㎝
※在庫数3客・5客組有り


元禄時代らしい丁寧な手仕事と
縁の金彩がキリリと上品に彩るなます皿。


六方の割絵には牡丹と菊が交互に配されます。


花の王牡丹は大輪の花に蕾を携え、堂々と咲き誇ります。


一方、菊は唐草と共に左右対称に文様化された姿。


見込みにも菊と柘榴のような実を組み合わせた文様が飾ります。


輝き過ぎないマットな質感の金彩が上質な雰囲気を高めます


側面から見ても美しい世界観が続き、
花と唐草文様が丁寧に描かれます。


高台周りの波もいいですね。
高台内には「或化年製」と有り。


花が咲いたように美しい佇まい。


5客組も入荷しています。
5客組 税込¥52,250円
お正月や来客時に数が揃っていると重宝しますよ。


染付梅に鶯図なます皿
5客 税込35,750円
(江戸中期・藍柿手)
径約13㎝・高さ約3,5㎝



わずかに灰色を帯びた白磁に呉須の藍色が馴染みます。
余白を活かした構図が魅力の藍柿手のなます皿。


器面の半分を飾るのは梅と松の木。
梅の花はたくさんの蕾をつけ、春の訪れを告げています。


梅の枝の先には鶯の姿。
器面をすいっと気持ちよさそうに飛びます。


見込みには五弁花が飾ります。
所々に小さな黒点やフリモノが見られます。


スッキリとした円形の縁は薄造りで、
上品さと素朴な愛らしさを併せ持った佇まいです。


側面には山水図が広がり、渡り鳥の姿も。
どこか霞がかったような風情が感じられます。


高台内は輪線のみ。シンプルに仕上げます。





カマキズ有り。





⑤のみ少し釉流れぎみです。


5客とも無傷で出てきてくれました。
通常のなます皿より小さめのサイズで小鉢代わりとしても使えますよ。


色絵芥子図木瓜型皿
5客 税込39,600円
(江戸中期)
約11㎝×約15㎝・高さ約3㎝
※少甘手、ノミホツ有り



乳白のまろやかな素地に
赤く大きな花を咲かせた芥子の花が印象的な変形皿です。


芥子はその美しい花の姿から幸福や繁栄の象徴とされていました。


花びらは気が遠くなるような繊細な線描きで立体感を表現し、
淡い色彩の葉は花い赤をより引き立てています。


花の香りに引き寄せられてか、小さな虫が3匹飛んでいます。


木瓜型の縁には鉄釉が引かれ、器全体を引き締めます。
一部鉄釉が乗ってない箇所がありますが、ホツではありません。


木瓜は子孫繁栄を願った吉祥文様です。
どこかほっこりした器形が愛らしいですね。








少甘手有り。


ノミホツ有り。


器形と構図の大胆さがどこかポップで現代的な雰囲気も魅力です。
あまりみかけることが無い珍しい器です。
気になる方はお早めにお問合せくださいませ。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は1月23日(木)となります。お楽しみに♪
吉祥寺へお越しの際には、是非お立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku 0422-27-1636
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN 11:00-19:00

【オンラインショップのInstagram更新中!】
アカウント名 @pukupuku.online

アカウント名 @kichijyouji.pukupuku

ブログ アーカイブ