お知らせ


2019年9月20日金曜日

2019・09・20<新入荷>明治後期~大正の図変わり印判の器

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。


本日は前回に引き続き、
図変わりの染付・印判小皿を中心にご紹介してまいります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


染付しゃぼん玉と人物図小皿
1客 19,000円+tax
(明治前期)
径約12・高さ約2,5㎝
※完売しました


手描きによる柔和な筆致が和やかに、
一人の人物が真上を向いて佇みます。


袖をまくって口元に手を添え、しゃぼん玉を吹いています。


ふわりふわりと浮かぶしゃぼん玉は色とりどりに輝き、
空高くどこまでも飛んでいきそうな軽やかさ。
余白を広く残し、口縁部は輪線でまとめます。


裏柄は四方に蘭の花で装います。


しゃぼん玉を吹くのに集中している人物の表情も微笑ましく、
想像力を掻き立てられる図柄です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


銅判水車と学童図7,5寸皿
1客 15,000円+tax
(明治後期~大正)
径約23,5・高さ約3,5㎝
※ノミホツ有り


器面全体に密度の高い描写が広がります。


右手に建つ水車小屋。
壁の質感や茅葺き屋根、傍らに生えた植物まで、
その佇まいをつぶさに描き込みます。


水車の涼しげな水の質感も、
細部にわたり細やかに仕上げられています。


回る水車の水しぶきに、
手を広げて遊ぶ学童達の姿が描かれています。
着物の柄まで手の込んだ表現です。


遠景から、こちらへ向かって走ってきている子供達の姿が見えます。
着物の裾をたくし上げて、急ぐ様子が可愛らしいですね。


口縁部は緩急のある輪花縁の形に合わせ、
凝った枠取りで唐草文様が描かれています。


裏柄は四方に笠を配します。


ノミホツ(極僅かなカケ)が3箇所ございますので、
お値段に反映しております。


豊かな表現力で写し出された穏やかな風景に癒されます。





銅判大学野球図小皿
1客 8,500円+tax
(明治後期~大正)
径約11,5・高さ約2,5㎝
※無傷完売しました
※ホツ有り入荷数1客
※ホツ有り完売しました


縁文様の三方にボールとバット、グローブが並ぶ楽しい意匠です。



こちら、大学野球がテーマとなった印判小皿です。
東京六大学野球が出来る過程、明治36年の早慶戦から始まり、
その後大正3年に明治大学が加わりリーグ戦となったそう。
その頃に造られたものと思われ、
三方に並ぶグローブの背景は「waseda」「keiou」「meiji」
の文字で埋め尽くされています。


現在、無傷のお品物は商談中となっております。
以下、ホツ有りのお品物もございます。


ホツ有り 1客 4,500円+tax
※入荷数1客
一か所にホツ(カケ)がございます。
※完売しました

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com



銅判兎餅つき図小皿
1客 5,500円+tax
(明治後期~大正)
径約12,5・高さ約2,5㎝
※入荷2客更新準備中に完売しました

見込みの円の中には木賊と兎図。


三方の丸窓の中には餅つきをしている兎さん!
背景が藍で塗り埋められ、
まるで満月の中に浮かび上がっているかのようです。


合間には勢いある波図。


2客入荷いたしましたが、更新準備中に完売となりました。






銅判若松と兎図小皿
1客 4,500円+tax
(明治後期~大正)
径約12,5・高さ約3㎝


中央に寄り添う二羽の兎。
ふっくらとした身体に長い耳、ピンクに彩色された目。
今にも動き出しそうな、写実的な描写です。


傍には若松がのびのびと育ち、
子孫繁栄の象徴である兎との組み合わせで縁起のよい文様です。


状態良く、2客入荷しております。






銅判波兎と千鳥図小皿
1客 4,500円+tax
(明治後期~大正)
径約13・高さ約2,5㎝
※入荷数1客
※完売しました



荒々しく流れる波の上、軽やかに跳ねる一羽の兎。


その上方には青海波の上を千鳥が飛んでいます。


画面を区分けする弧は、三日月を表現しているのでしょうか。
大胆で洒落た構図です。






銅判満月と兎二羽図小皿
1客 3,500円+tax
(明治後期~大正)
径約12,5・高さ約2㎝
※ニュウ有り
※入荷数1客
※完売しました


ぱっと目に飛び込んでくる白い兎。
耳の長い兎たちが、夜空を見上げています。


銅判転写による細かな地文様の表現が、
主役となる兎と空に浮かぶ丸く光る満月を引き立てています。


高台に窯傷、縁にニュウ(ヒビ)がございます






銅判三方に波兎と牡丹図小皿
1客 4,500円+tax
(明治後期~大正)
径約11,5・高さ約2㎝
※入荷数1客
※完売しました


割絵の三方に配された、波を駆ける兎図。
つぶらな瞳に、ぴんと立ち上がる尻尾も愛らしいです。
濃い発色が兎の白さを演出しています。


隣り合う三方には牡丹が咲きます。


見込みと牡丹図に添えられた、
沢瀉の葉のような三角文がモダンな雰囲気に仕上げています。






銅判見込みに兎と松竹梅図4,5寸皿
1客 3,500円+tax
(明治後期~大正)
径約14・高さ約2,5㎝
※小ニュウ有り
※入荷数1客


銅判転写により表現された輪郭線に、
手作業で濃みを施しています。
見込みの円には、跳ねる兎と月。


家や人物が描かれた風景に、梅と松の木が彩ります。


割絵には鶴、亀甲、竹を描き、
おめでたいもの尽くしの文様です。


一か所小ニュウがございます。






染付月と兎図小皿
1客 3,500円+tax
(明治前期)
径約11・高さ約2,5㎝
※入荷数1客
※完売しました


手描きで描かれたこちらの兎図。
簡素な絵付けながら、
きょとんとした表情が微笑ましい兎さんです。


空には満月と雲がしっとりと彩りを添えます。


高台内に銘有り。裏柄は植物文です。


淡く優しい藍色も相まって、
不思議と心安らぐ絵付けです。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30

E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com





銅判肉弾三勇士図小皿
1客 5,500円+tax
(昭和初期)
径約13・高さ約2,5㎝
※完売しました

三方に、きりりと勇ましい表情で佇む人物。
こちらの文様には元となる実話があります。


1932年2月22日、上海廟行鎮の戦闘で鉄条網に突撃路を築くため、
三名の工兵隊一等兵が、点火した破壊筒をもって敵陣に突入爆破しました。
陸軍はこの事故を覚悟の自爆であるとし、
美談として広く報道されて反響を呼んだそう。

こちらの小皿も、そうした背景から三人を称えて造られたのでしょうか。


見込みには爆破を象徴する放射文が配されます。


入荷数は2客です。
もう1客は淡い色合いで、擦れている箇所もございます。





銅判日の丸と旭日旗と桜図小皿
1客 3,800円+tax
(明治後期~大正)
径約11・高さ約2㎝
※入荷数1客
※完売しました

藍色に比べて、稀少な緑色の印判小皿。
見込みには一輪の桜の花が飾ります。


市松状に、日の丸と旭日旗が敷き詰められます。
華やかでモダンな印象の小皿は、
飾って眺めるだけでも愉しく、1枚ずつ集めたくなりますね。






銅判日の丸と旭日旗図小皿
1客 3,800円+tax
(明治後期~大正)
径約11・高さ約2,5㎝
※完売しました


こちらも日の丸と旭日旗で表現した市松図。
爽やかな藍色に、口縁部は鉄釉施し引き締めています。


見込みに余白を作らず、びっしりと敷き詰められた文様は
小皿でありながら存在感がございます。


2客揃えてお使い頂いても素敵です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com




銅判六歌仙図小皿
1客 1,800円+tax
(明治後期~大正)
径約11,5・高さ約2,5㎝


細部の描写をそぎ落とし、シンプルな角型で構成された人物図。
着物や袈裟、冠帽などの特徴を捉え、
デフォルメされていても六歌仙たちの佇まいが伝わります。


斬新で個性的なデザインが目を引きます。





芭蕉と蜘蛛の巣図小皿
1客 2,800円+tax
(明治後期~大正)
径約13・高さ約2㎝
※完売しました

白抜きで表された芭蕉の葉がしなやかに力強く、
画面からはみ出すように配されます。


背景に広がるのは蜘蛛の巣図。
繊細な蜘蛛の糸が暗闇に光り、幻想的な雰囲気漂います。


印判であっても濃淡や版の擦れなど、
1客毎に表情は異なります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com





銅判古銭散らし図4,5寸皿
1客 1,000円+tax
(明治後期~大正)
径約14・高さ約2㎝
※トリアシ・ニュウ有り


小判、寛永通宝、一銭など、さまざまな古銭が全体に散りばめられた
ユーモア溢れる文様です。


入荷数は2客、どちらも傷有りでご用意しております。






型紙摺り雷様と鳥図小皿
1客 1,800円+tax
(明治後期~大正)
径約12,5・高さ約2㎝
※入荷数1客
※完売しました

型紙摺りの技法により文様表され、
鮮やかなコントラストが美しい小皿です。
中央に舞うのは雷様。


三方に描かれた優雅な花鳥図は、
それぞれ変化を付けた文様で凝っています。


似た文様が1客入荷しています!


型紙摺り雷様図小皿
1客 1,500円+tax
(明治後期~大正)
径約13・高さ約2㎝
※小ニュウ有り
※入荷数1客
※完売しました


こちらは見込みだけでなく、三方の窓絵にも雷様を描きます。
それぞれに異なるポーズで、愛嬌ある姿です。


小ニュウ(小さなヒビ)がございます。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30

E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com





染付フクロウ図4,5寸皿
1客 3,800円+tax
(明治後期~大正)
径約14,5・高さ約2,5㎝
※完売しました。

青、茶色を組み合わせて手描きで描いたフクロウ図。


大ぶりな葉を携えた枝に留まり、のんびりとしている一羽のフクロウ。


線の強弱を付けて描かれた、表情豊かなフクロウです。
大胆に彩色した茶もアクセントとなっています。


歪みのある器形ですが、
古い物ならではの味わいとしてお愉しみ下さい。


手描き故に、発色や筆致が異なる仕上がりです。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422‐27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com




恵比須と大黒と猫図向付
1客 4,500円+tax
(明治後期~大正)
径約6・高さ約6,5㎝
※完売しました


左に描かれる人物は、鯛を釣った恵比須様。
手元をよく見ると、釣った鯛を猫が食べようとしています!

それを必死に止める恵比須様の横には、、


慌てて猫を捕まえようとする大黒様の姿。
その所作に思わずクスリとしてしまいます。


裏側には宝尽くし文。



入荷数は5客です。
その内、やや高さが低めなものが2客ございます。






雀と稲刈り図向付
1客 3,800円+tax
(明治後期~大正)
径約7,5・高さ約6,5㎝
※完売しました

菊や女郎花が咲く秋の風景の中、鳴子が風に揺れています。


その風景の中に現れるのは、人間の手足を持った雀の姿!


なんと、雀がせっせと稲を運ぶ様子が描かれています。
稲穂と雀の文様の組み合わせは度々出て参りますが、
雀が稲刈りをしているというのは珍しいですね。


高台脇に蝙蝠が並び、細部までこだわりが感じられます。


シュールな文様表現に心惹かれます。
入荷数は4客です。
アンティークものは一期一会、この機会をどうぞお見逃しなく!

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は9月24日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
【吉祥寺PukuPuku中道通り店・西公園前店のInstagram更新中!】
アカウント名 @pukupuku.nakamichi
アカウント名 @pukupuku.nishikouen

お店の様子を日々更新しております。
こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!
週末は雨予報ですが、新入荷を準備してお待ちしております!

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ