綺麗な蛸唐草のなます皿が入りました。
染付蛸唐草なます皿
(江戸幕末 直径約15cm・3800円)
※ご好評につき、完売いたしました
とても丁寧な絵付けのなます皿です。
見込の中央には松竹梅が変形で描かれています。
無傷で、表面に振りもの等もなく、状態も良いので、お勧めの品です。
お鍋の取り皿や、ちょっとしたお料理の盛り付け皿などに最適です。
「蛸唐草」について少し・・・
唐草文様は古来インドから伝わり、
ヨーロッパやアジアの美術品にも多用されている絵柄です。
唐草には、「過去から未来まで変わらぬ、寿福の連続」、
という意味合いがあるそうなので、繁栄や長寿などを願う人々の心から、
モチーフとして扱われ始めたのかと思います。
伊万里焼の唐草文様にもいくつかあります。
代表的な「微塵(みじん)唐草」「牡丹唐草」「花唐草」などあり、
当店でも同手の品も扱っていますので、見てみてくださいね。
今回の「蛸唐草」も、唐草文様の一種で、
コレクターも多くいる伊万里焼の人気の絵柄です。
江戸の中期ごろから描かれはじめ、明治以降も愛された絵柄ですが、
時代によって唐草の形や太さなどが変形しているのが特徴です。
同じ蛸唐草文様でも、時代によった違いを見比べてみると面白いと思います。
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