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2016年5月13日金曜日

2016・05・13<新入荷>古伊万里、幕末伊万里の器を6種


こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。





吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、
即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は、輝く美しさがふんだんに盛り込まれた、
古伊万里、幕末伊万里の器をご紹介して参ります。

お電話によるお問い合わせ、
地方発送、買取も随時承っております。


染付蛸唐草文8寸皿
1客 48,000円+tax
(江戸中期)
径約24,5㎝・高さ約3,5㎝
完売しました

渦状に巻く唐草の外側に葉を簡略化してつけた形が、
蛸の足を思わせることから『蛸唐草』と呼ばれるようになります。
誕生してから今日まで、長きに渡り愛されてきた文様です。



深みのある藍色とやや青味を含む素地とのバランスが心地良く、
その迫力と絵付けの妙に目を奪われてしまう逸品です。



蛸唐草の豪快さを主張しながらも丁寧な書き込みが施され、
職人が絵付けに打ち込んだことがよく分かります。
見込みには、松竹梅図が環状にまとまっております。



裏柄は古伊万里独特の唐草が周囲をめぐり、
高台内には『太明成化年製』と有ります。


口縁部は輪花縁となっており、やや立ち上がりがあります。
24,5㎝という大きすぎないサイズ感は現代の食卓でも使い勝手抜群です。


縁を埋め尽くす蛸唐草文は品良く、豪華な印象。
手仕事感じられる力作を是非お手元でご堪能下さい。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


染付鯉滝登り図尺皿
1客 14,000円+tax
(江戸幕末・志田窯製)
径約29,5㎝・高さ約4㎝
※完売しました

中国故事の『登竜門』が元になっているといわれ、
立身出世の象徴として盛んに描かれてきた、鯉の滝登りの図。


濃淡豊かに、しっかりとした絵付けが施されています。
鯉は生き生きとしており、表情にも生命力が溢れています。


こちらの構図では滝の全貌は確認出来ませんが、
水しぶきをあげ、勢いある水流を見るとその壮大さが窺えます。


口縁部は輪花となっており、やや立ち上がりがあります。


裏側は志田窯特有のコスト削減の為、白無地。
高台内には目跡の跡が見られます。


その迫力ある絵付けは、店内でも目を引きます。
飾り皿としても絵になりますね。



染付龍と宝珠図八角深皿
1客 14,000円+tax
(江戸幕末
約23,5㎝×約23,5㎝・高さ約6㎝
※ノミホツ有り
※完売しました

ロクロ型打ち成形による八角深皿呉須調豊かに盛大。
立ち上がりのある形状で、汁気のあるお料理も盛りやすいです。


余白を活かした、おおらかで爽快感の感じられる絵付け。
抽象的な草花図がエスニックな雰囲気を漂わせます。


縁文様の窓絵には龍。そして龍と共に描かれることの多い宝珠図が
交互に配されています。


口縁部と見込み周囲をめぐる花文が器面を愛らしく飾ります。


裏柄も凝った趣向は続き、高台内に銘有り。


霊芝と熨斗を纏ったような窓絵に風景図が描かれています。
全体にフワフワと描かれたのは、表の龍を意識して雲文でしょうか。


口縁部4ヶ所に極小さなカケが見られる為、お値段に反映させております。


また、窯傷(焼成中に出来たもの)もございますが、
こちらには上から釉薬が掛かっております。


ふわりと愛らしい装飾は現代の生活の中において尚モダン。
使い勝手の良い八角深皿です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付捻子文に鶴と微塵唐草文7,5寸鉢
1客 13,000円+tax
(江戸幕末)
径約22,5㎝・高さ約8㎝
※高台に窯傷有り
※完売しました

緩やかな捻子文が全体に広がり、爽快感ある染付鉢です。
水の流れを意とする捻子文。暑くなるこれからの季節に涼感を与えます。




お馴染みの微塵唐草文による地の模様と交互にあらわされるのは、、


白抜きの鶴の姿。愛らしい表情で列を成し飛ぶ様子が微笑ましく、
その配置の妙に脱帽です。


捻子文は裏側口縁部まで続きます。
裏側からも鶴の姿、微塵唐草文が交互に並び洒落ています。


縁文様は鳳凰と桐図が環状にあらわされ、表とは異なる表情を魅せています。


厚みを持たせたしっかりとした造りです。


高台に窯傷(焼成中に出来たもの)が見られます。



染付朝顔と山水図8,5寸鉢
1客 9,500円+tax
(江戸幕末)
径約25㎝・高さ約9,5㎝
※完売しました

器の画面を大胆に区切った斬新な割絵の配置で目を愉しませてくれます。
幕末伊万里に多くみられる、そのデザインセンスには脱帽です。


澄んだ藍色が白磁に良く映えます。
器面を横断する変形型の割絵には、、


すっきりとした味わい爽やかに、朝顔図。
これからの季節にもピッタリです。


間に配された窓絵には長閑な風景図が描かれ、
器面におおらかさをもたらします。


地の文様には花と唐草文が描かれ、抜けのない凝った趣向です。




裏から見た器形は一変して、丸みを感じさせない形状となっており、
図柄もモダンな印象を与えています。


美しい広がりを感じさせる幕末伊万里の一期一会。
文様の取り合わせも洒落ていて、どの角度からもお愉しみ頂けます。



染付山水と牡丹図9寸鉢
1客 12,000円+tax
(江戸幕末)
径約26,5㎝・高さ約10㎝
※完売しました

見込みには山水図。
濃淡豊かに描かれ、奥行きが感じられます。
さらりとした筆運びに味わいがありますね。


見込みの立ち上がりから口縁部にかけては、
波打った凹凸が指に伝わってきます。


七宝繋ぎ文と四方襷文が描かれた縁文様。
縁文様の文様配置は変化に富んでおり、


文様を逆に配置したデザインとニ方ずつ交互に描かれています。


四方には大輪の牡丹が咲き誇っています。


線描きによる龍と唐草文が割絵となり、裏側をめぐります。
表側と違う作行きで飽きさせません。


そこに花が咲いたかのような輪花縁が美しく、存在感を主張しています。
染付による控えめな華やかさが、どんなお料理とも相性が良さそうです。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。次の更新は05月17日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
OPEN  EVERYDAY
気温が高くなったせいか、今季最後のイチゴが実っていました。
週末もお出かけ日和だそうです。ご来店をお待ちしております。

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