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2015年11月24日火曜日

2015・11・24<新入荷>幕末伊万里、明治時代の器(※色絵通り物、海老図有り)



こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。

まずは、1118日~23日のSALEにご来店されたお客様に
厚く御礼申し上げます。
遠方からご注文くださった方や、
ずっと気になっていたものを購入された方もいらしたり、
お得な機会を活用して頂き、スタッフ一同嬉しく思っております。

今後もまた、SALEを実施いたしますので、楽しみにしてくださいね。




SALE明け、吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷しております!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。

器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は、輝く美しさがふんだんに盛り込まれた、
幕末伊万里、明治時代の器ご紹介して参ります。

お電話によるお問い合わせ、
地方発送、買取も随時承っております。


染付牡丹と幾何学文尺皿
1客 8,500円+tax
(江戸幕末)
径約29㎝・高さ約4㎝
※ノミホツ有り
※完売しました

藍の色は自然でふんわりと柔らかく仕上がっており、
盛り付ける食材を優しく美しくつつみ込みます。


流れるような筆運びにより描かれた牡丹図。
その様子は力強く、優雅です。


 花弁をデザイン化したような窓絵に格子文という粋な雰囲気。
文様として作られた背景の松葉が器面を大胆に飾ります。


見込みには、環状松竹梅。
その周りを花菱文が囲みます。


裏柄はあっさりとした染付の唐草。


裏側口縁部に二ヶ所、極小さなカケ(ノミホツ)が見られる為、
お値段に反映させております。


同じようなデザインのなます皿もご用意しております。
ご一緒にお使い頂くのも素敵です!

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。




色絵鶴と竹図尺皿
1客 8,500円+tax
(江戸幕末)
径約29,5㎝・高さ約5㎝
※完売しました

鶴と一緒によく描かれるのは松ですが、今回は竹との組み合わせ。

鶴の脚の角度、首の傾げ方、、
まるで見返り美人図を見ているような美しい佇まいです。


自らの羽の毛並みを美しく魅せる演出でしょうか。
表情も儚げに見えてきます。


器面全体はダミ埋めが施されており、
藍の色味に濃淡をつけた、表情豊かな仕上がりです。


竹図には、金彩、緑色で色付けされ目にも愉しく、


霧や霞を色絵で表現した粋な演出で、存在感を主張しています。





染付牡丹と鳥図盃洗
1客 13,000円+tax
(江戸幕末)
径約14㎝・高さ約13,5㎝
※完売しました

酒席で盃を洗うための水を入れる器、盃洗。
ひとつの盃で酒を酌み交わすことにより心を通わすと考えた日本では、
昔から献盃やお流れ頂戴と称し盃がやりとりされました。


盃洗の見込みいっぱいに、豪華に配されたのは、


大輪の花咲かせる牡丹図。
繊細な描き込みで花びらの柔らかさまで伝わってきます。


そして上方には、梅と鳥図。鶯でしょうか。
計算された枝の構図が誠に見事で、控えめな美しさが器面を盛り立てます。


裏柄は、エスニック的な要素を含んだ草花図。


高台付近には蓮弁文が描かれ、細部にまで凝った趣向。

盃洗の脚が高く伸びた形状として定着するのは、
幕末期から明治にかけての頃となります。


高さのある盃洗は盛り鉢としてお使い頂くのもおススメです。
お料理を華やかにつつみ込みます。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com

お次は、明治時代の色絵通り物をご紹介します。


通り物』とは、同じ絵柄で、幾つかの形式の器が揃った器のこと。
個々での普段使いはもちろん、
同じ絵柄で揃えた器は見栄えも良いので、おもてなしの際にも重宝します。

今回のご用意は、7,5寸皿、なます皿、向付3となっております。

色絵鶴と松竹梅図通り物

7,5寸皿 1客 3,800円+tax
※7,5寸皿完売しました
●なます皿 1客 2,800円+tax
※なます皿完売しました
●向付 1客 1,800円+tax
※完売しました


①7,5寸皿 1客 3,800円+tax
径約22㎝・高さ約4㎝
※完売しました

多彩な色使いが目に愉しく、淡い色彩効果でくどさを感じさせません。


豪華絢爛、金色の空を舞うのは鶴。
大きく描かれた松がその周りを囲みます。


鶴もどことなく誇らしげな表情をしていますね。
鶴の眼下には竹と梅も描かれ、吉祥文が続きます。


染付によって取られた草花型の窓絵にも、
松図が描かれています。


背景を埋める松菱文の細かさに惚れ惚れしてしまい、
絶妙なバランスで残された素地の白も心地良いです。


古典的な吉祥文が続く中、
見込みはデザイン化された草花文を配し、モダンな装いに仕上げています。


裏柄も愛らしく、高台内に『太明年製』と有ります。


巧みな構成でデザイン、色彩のセンスに存在感があり、
可愛らしい華やかさを演出してくれそうです。

おめでたい図柄は、これからの年末年始にも重宝します。



②なます皿 1客 2,800円+tax
径約15,5㎝・高さ約5㎝
※完売しました

7,5寸皿に引けを取らない鮮やかさ。


金彩と藍の分量も絶妙で、全体とうまく調和しています。



程良い深さが重宝する、定番なます皿。
現代でもサラダに煮物、スープ等、盛り付けるお料理を選びません。



③向付 1客 1,800円+tax
径約8㎝・高さ約7㎝
※完売しました

平皿とはまた一味違う仕上がりですが、
細かな描き込みは顕在です。


内側は染付のみで仕上げられており、
見込みは平皿と同じモダンな草花図。


口縁部は四方襷文がめぐります。


そして高台付近は蓮弁文が飾り、
高台内に『太明年製』。


お茶を頂くのにもピッタリのサイズで、
普段のティータイムに華やかな彩りを演出してくれそう。

今回同柄の小皿の入荷が無いのですが、
お手持ちの色絵小皿と組み合わせて、
カップ&ソーサーとしてお使い頂いても◎

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


最後にうどん鉢2種を続けてご紹介します。


染付海老図うどん鉢
1客 2,200円+tax
(明治前期)
径約17㎝・高さ約6㎝
※完売しました

ベロ藍独特の鮮やかな藍色が目を引く、うどん鉢です。


うどん鉢の特徴でもある、たっぷり厚みを持たせた口縁部には
梅花が咲いています。


見込みには、寄り添う二匹の海老図。


抜けのある、和やかな絵付けです。
ちょんと描かれた目もつぶらで可愛らしい。


書き手が違うと同じ図柄も違った印象に映ります。


裏柄も緩い絵付けそのままに、
筆の勢い感じる龍と宝珠が描かれています。




銅版転写四君子文うどん鉢
1客 1,800円+tax
(明治後期~大正)
径約17㎝・高さ約6㎝
※完売しました

銅版転写と染付。ふたつの技術を用いて趣向を凝らした造りです。


縁文様には梅、竹、、


菊、蘭が二方ずつに描かれています。
中国から伝わった吉祥文様、蘭の四君子文という誇り高き布陣です。

輪郭線の間をダミ埋めした藍色の発色が非常に鮮やかで、
意匠中のアクセントとなっております。


裏側も輪郭線の間をダミ埋めした唐草文。


使い易いように、指に掛かる厚みが口縁部にあります。

深さがあるので、普段のお惣菜やサラダ等、
毎日の食卓で豊かに大活躍します。


☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com




以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。

最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。次の更新は11月27日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
OPEN  EVERYDAY
ご常連のお客様よりお菓子を頂戴しました。
お心遣いありがとうございます。

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