お知らせ


2013年1月11日金曜日

<新入荷>江戸幕末から昭和戦前にかけて、染付/色絵のお品物いろいろ


皆さまこんばんは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。


まずは骨董ジャンボリー、わが古美術福重のブースに、
お越しくださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。

今月は催事が続きまして、15(火)16(水)には、
昨年末に続き、再び世田谷ボロ市に出店いたします。
吉祥寺や、本店国分寺でお出ししなかったものなどもございますので、
ぜひお立ち寄りくださいませ。


吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店共に、
2013年開店初日から、新たにお品物をご用意して、
催事期間内も休まず通常営業いたしております。
初買いにぜひ足をお運びくださいますよう、
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。


尚、吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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それでは、本日もお品物のご紹介です。
本日まずは華やかな佳品をご紹介してまいります。


色絵見込み花器と盛花図変型皿
16,000円
明治前期
径約28×25,5cm・高さ約4cm
※完売しました
変形の型打ち成形の皿に用いられた赤絵と染付の2色は、
まことに美しい発色であり、
明るい赤色が繊細な細い線も見事に、艶やかで上品な印象です。


見込みには余白を生かし、シンプルな花器に、
枝物、菊、主役のザクロ、その他にブドウでしょうか。


静かな様子の見込みと、縁文様の生き生きと描かれた文様の対比。
心憎い巧みの技が、時を経て、華やかに魅了します。


裏面には鳳凰と、


ザクロと関連して、柑橘系の実でしょうか。



その酒落たデザインは明治前期当時の技術の高さを示す佳品の一つです。


使わない時は飾り皿として、空間が映えます。
吉祥寺PukuPuku西公園前店では、皿立てのご用意も各種、
取り揃えてございます。



お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付三方に馬図盃と盃皿のセット
1セット 400円
大正~昭和戦前
盃の径約5,5cm・高さ約3cm
径約7,5cm・高さ約1,5cm
※完売しました

古来より縁起がよい動物とされる馬。
「うま」を逆さから読んだ「まう」が、祝宴での「舞い」を連想させるので、
縁起がいいという説など、諸説あります。


なかでも「左馬(ひだりうま)」は招福のシンボル。
その由来は、馬は右から乗ると転ぶという習性があるため、
必ず左側から乗ることからきているのだそうです。
「左馬は倒れない」として、
人生を大過なく過ごせるという意味が込められています。



こちらの盃と盃皿のセットは手のひらサイズ。
手描きゆえに一客毎に味わいを異にします。
在庫薄のため、お早めにどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付鹿図向付
1客 700円
明治後期
径約8,5cm・高さ約5cm
※完売しました
鹿は長寿の象徴として用います。

一周すると、竹林に牡丹に鳥。
賑やかな趣向で、染付の藍も美しいこちらの向付は、
すでに在庫薄となっております。
お早めにどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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色絵栗図蓋茶碗
1客 3,500円
(江戸中期
径約11cm・高さ約8cm
※完売しました
栗があちこちに転がる、愛らしい蓋茶碗が入荷いたしました。

 

こちらは金彩に赤、緑と染付の4色を用い、
蓋を開けると口縁部に四方襷文蓋と身の見込みには羊歯文でしょうか。


栗は古来より吉祥的な意味合いをもつ文様とされます。
蓋の高台内にまで描かれた葉が可愛いですね。


文様化された栗の木の一部。
そのイガの中をのぞいてみると、立派な栗が4個。



イガの中からひとつ、またひとつと転がって…


コロコロコロ・・・
思わず笑みがこぼれる愛らしさです。
一個一個、栗が愛嬌たっぶりに、
表情を変えて、あちこちにコロコロしています。


江戸中期、古伊万里の愛らしい蓋茶碗をぜひどうぞ。

お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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色絵家屋と松竹梅図蓋茶碗

1客 1,500円

(明治前期

径約11cm・高さ約8,5cm

続いても色絵蓋茶碗のご紹介です。






こちらは金彩に赤、緑、黄、紫と染付の6色を用い、
蓋を開けると口縁部に四方襷文蓋と身の見込みに松竹梅文です。
(蓋の高台内に銘あり)




昔話のおじいさんとおばあさんが住んでいそうな家屋。
そこには立派な梅の木と、広がる竹林。


さらに、むくむくと、雲間から立ち上る満月。
月光の反射する松林はさぞ美しいことでしょう。


そんな賑やかな画面を仕切るように三方に窓絵が配されており、
眺めていると楽しい気持ちになれる1客です。


お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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続いては盃洗のご紹介です。


染付見込み山水図盃洗
8,500円
(明治前期
径約13,5cm・高さ約14cm
※完売しました
ご返盃などという言葉があるように、ひとつの盃で酒を酌み交わす宴席で、
酒をさす前に盃をすすぐため、水を入れておく器だった盃洗。
主に深鉢に足が付いた形のものを盃洗と呼びますが、
足のないもの(深鉢)も使われていたそうです。
盃洗をしなくてもよい親しい関係が夫婦で、
夫婦水入らずという言葉はここから発生したとも。


鮮烈なベロ藍のコバルトブルーが印象的なこちらの盃洗、
水を入れておく内部、見込みに山水図と洒落ています。


八角形の口縁部から、胴体部にかけて、
葉と唐草文が勢いよく描かれており、


そのフォルムの美しさと見事に調和し、上品な存在感があります。


盃洗は現代では花を活けたり、水を入れて花びらを浮かべたり、
食器として、茶の間のお菓子入れにされても素敵です。
実は使える優れものです。

お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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本日最後に幕末伊万里の染付の佳品をご紹介します。


染付ねじ文鉢
9,500円
(江戸幕末
径約21,5cm・高さ約7,5cm
※完売しました

ねじりの妙。
こちら、ゆったりとしたねじり加減でありながら、その内は文様尽くし。
手の込んだ、繊細な印象を受けます。


ねじ文はねじり加減に個性や技量が表れる文様だと思いますが、
幕末の職人の揺るぎない筆使いは圧巻です。


ねじ文=水のイメージがありますが、
裏を返すと、そこには闊達な筆致で山水図。
溌剌とした気風に満ちています。


人気のねじ文。
幕末伊万里の美しい染付鉢をぜひどうぞ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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以上、お品物のご紹介でした。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は1月15日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。



在庫状況等、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
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